Tuesday, February 03, 2009

また Laos

またラオスへ行ってきた。今回の目的地はラオスの間中あたりのド田舎の川が流れるKonglor という洞窟だったが、まだそんなに知られていないし、ちょっと行きにくいところにあるから観光客がまだ少ない。でもやっぱりちょっと行きにくいから、今回の短めの旅(8日間)はかなりハードになってしまったが、しょうがないね。
まずバンコクまで飛んで、深夜についた。一日バンコクを回ったりした後、次の日の早朝の4時45分(!)また空港へ行って、タイの国内線で北東のナコン・パノムという町まで飛んで、ミニバスで町の中心部まで行って、フェリーでメコン川を渡って、ちょっと面倒くさい入国手続きをしてからやっとラオス側のThakhekという町に着いた。でもそこからはさらに遠くて、一日バスやソーンテーウ(以下参照)に乗ったりして、やっと泊まるところの Sala Hinboun にたどり着いたのはもう夕方だった。(そしてくたびれていたから12時間以上寝てしまった。)

でもちょっと行きにくくても、本当にすばらしいところだ、と次の朝わかった。この3つの写真は泊まっていた部屋のヴェランダから撮った。



Views from my veranda at Sala Hinboun

実は、この宿は一昨年泊まっていた Sala Done Khone と同じ系列で、そのときオーナーと話して、このヒンブン川と洞窟は彼の一押しのスポットだったのだ。文化遺産などもいいけど、なにもないこういった非常に素朴なところもいいな。

ここに来る理由は Konglor Cave という、7キロもの長さの洞窟。二日目は同じところに泊まっていたイギリス人のカップルと一緒にその洞窟へ行ってきた。(ちょうど都合がよかった。ボートは小さくて、客さんは3人までだから。)まずは宿から2時間もその小さなボートで川に上って洞窟のほうまでいったが、景色はのどかで、ものすごくきれいで、山もあるし、水牛や水鳥や豚や山羊もいるし、ときどき遊んでいる子供や川に洗濯する女性もいるし、全然飽きない。乾季だったのでところどころ浅すぎてボートから降りて川を歩かなきゃいけないところもあったが、それも気持ちよかった。
洞窟に着いたら、こんどは別のボートに乗り換えた。同じようなものだが、洞窟専門のガイド付き。
The entrance to Konglor Cave
洞窟に入ると、すぐ真っ暗になった。後ろに座ってるボートの運転手や一番前に座っているガイドはもちろんライトを持っていたが、それ以外は本当に真っ暗だ。でも見るものがないと思ったらそうでもない。自然にできたトンネルだが、窮屈なところがなくて、上を照らすと天井が意外と高いことがわかった。洞窟の中にもところどころ浅すぎて、闇の中でボートを降りなきゃいけなかったが、ガイドさんの案内のおかげで大きな穴には落ちなかった。(浅いところもあれば、かなり深そうなところもあったようなきがする。)
洞窟に入ってから30分ぐらい走ったところでボートがとつぜん止まって、ガイドさんが岩の上に駆け上ってスウィッチを入れた。いきなり闇がディズニーランドのような風景に変身してしまった。

Konglor Disneyland

びっくりした。そのスケールは半端じゃない。もちろんディズニーランドと違って、自然にできたものなんだ。後でわかったが、この照明設備は去年の11月、つまり2ヶ月前(フランスのお金で)できたばかりだそうだ。 そもそも7.5キロものこの洞窟は16世紀ごろに発見されたが、モーター付きのカヌーで始めて通ったのは2002年だそうで、つまりそれもつい最近のことだ。
さらに30分走ったら向こうの出口が見えてきた。
そこでまたびっくりした。なんとこの山をさっきくぐったんだ!
The mountain I had just traveled under

向こう側にはちょっと休憩したり、お弁当を食べたりしてから同じルートで戻った。帰りは下りだから若干早かったが、それでも宿までは3時間以上かかった。でも反対方向から見ても景色はとてもきれいで、本当に最高の一日だった。

次の日はのんびりして、ちょっと散歩したり、ヴェランダで本を読んだりしてから夜は洞窟の入り口付近で村祭り(=酒盛り)だったが、その話は別のときにしよう。



行きは長かった、と上に書いたが、実は帰りがもっと長かった。地図の上では Konglor から Thakhek まではそんなに遠くないように見えるかもしれないが、山だから道路で200キロぐらいにもなってしまう。それをずっとソーンテーウで...
ソーンテーウというのは変更されたトラックのことで、タイ語で「2列」の意味だそうだ。(硬い席に向き合っての2列に座るから。)ラオスやタイなどの田舎のバスの代わりのもので、時刻表はかなりアバウトで、「いっぱいになったら」出発する。ところが、西洋人や日本人の感覚では8人ぐらいではもう満席だろうと思うし、10人ではすでにちょっと窮屈だが、まだまだだ。20人を平気に入れてしまう。一時的には30人も同時に乗っていた!もちろんほかの荷物も家具も肥料や豚のえさも...
そんな感じで6時間も乗っていた。足を動かすこともできなかったし、奥のほうに座っていたから途中でトイレへ行くなんかはまったく無理だった。ラオス人にとってそれはごく普通のことかもしれないが、長い足の僕にはエコノミークラス症候群寸前だった。(かなりやばかった。)もう数日はたったが、おしりが未だに痛い...

でも途中でいろいろを見たから、面白くなかったわけじゃない。ラオスの道路は非常に埃っぽいけど、風景がきれい。
こんな山も超えた。残念ながらビューポイントで止まってくれなかったけど。
乗っているほかの人も印象的だった。この農民のおばあちゃんは最初はテロリストや銀行強盗の人が被る種類の顔を隠すニットの帽子を被っていたが、撮影のときそれを頭の上に上げてくれた。そして貧乏の国のラオスの農民とはいえ、バッグにはもちろん携帯電話が入っていた。
遠い学校に通う子供も何人もいたが、この子の育ち方にはちょっと問題があるような気がする。
Laotian pacifier

ようやくThakhekにたどり着いたら、また例によってくたびれていたし、骨まで埃だらけの気分だったから、町の一番の高級ホテル(メコン川のビューと朝食と湯船付きで1泊3000円!)に泊まることにした。
(このリンクを是非クリックしてみてください!今始めてわかったが、ホテルのビジネスマン向けのイメージとホームページのラオ語のラップ(!)のミスマッチでかなり笑える!そしてもう一度聞くと実は結構いいよ、あの歌!)

夕方は決まりの「メコン川の上の夕日」の写真も撮った。太陽の形がちょっと変だなと思ったがそれもそのはず。後で知ったが、ちょうどそのときはなんと部分日食だったんだ!

Mekong sunset with partial eclipse

Monday, January 19, 2009

猿でごザル

土曜日は、久々に幡ヶ谷のチャイナハウス・龍口酒家へ行ってきた。そう、以前熊の手を食べた、僕の気に入りのところだ。今回のテーマはなんと、猿だ!しかし、平気で犬を食った友達でも猿となると遠慮がちになってしまって、人を集めるのがちょっと難しかったが、とりあえず4人で「半ともぐい」(?)に挑戦した。
そのレストランにはメニューが一切なくて、完全にお任せスタイルだが、特別なものを食べたかったらそれを前もって予約しなきゃいけない。そんなわけで僕たちが猿を注文して行った。
最初にでたのは定番の鶏の料理や黄ニラ炒めだが、いきなり三つ目ぐらいのお皿として何のファンファーレも猿肉が登場したが...
Apa smakar inte _, men å andra sidan inte så märkvärdigt heller

... 見た目は意外とごく普通のチンジャオロースにそっくりで、味もそんな感じ。牛肉よりちょっとだけ硬めだが、特別な味もくせもなかった。「ほのかな風味」と一人が言ったが、僕にはぴんと来なかった。あまりにも普通すぎてちょっとがっかりした。でもほかの料理(豪華な上海蟹、すっぽんのスープ、鹿肉のピーナツころも揚げ、など)はいつものようにとてもおいしかったら、全体的に大満足。ただ、中にも猿肉が結局一番どうでもいい一皿はちょっと予想外だった。(まあ、犬を食べたときもそうだったかもしれない。)
食べ始める前に、猿のどんな部分を食べるのだろう、という話で盛り上がったが、今回は「腕」だそうだ。太ももやお尻のほうには肉がありそうだが、すでに使っちゃったって。また「3歳のオス」だそうで、メスのほうが柔らかいみたい。
例の「脳みそ」の出番はこのレストランにはないから、ご安心ください。

Thursday, January 01, 2009

丑年 / År av ko

牛猫のおボツ様



2009 är Kons (oxens, tjurens, whatever) år.
Bifogar därför även denna gamla bild
med hysteriskt rolig vits för polyglotta malmöiter.

Wednesday, December 31, 2008

2008年の気に入ったが、なぜか書かなかったアート

2008年もアートをたくさん見た。東京のギャラリーの大移動もあったし、トリエンナーレを始めとするアートフェアもいくつもあったし、ニューヨークやパリーやロンドンへも行ったが、結果としてアートをちょっと見すぎたような気もする。見すぎると飽きるんじゃなくて、鈍くなって、感動しなくなってしまうのだが、ちょっともったいないよね。
でも気に入ったアートに関しても、せっかく写真を撮ったりしたのにいろんな理由でタイムリーにブログに書かなかったのはもっともったいないから、今になって書こうかなと思っている。(今さら、と思う人もいるかもしれないが。)

有名なアーティストの名作もいいけど、個人的に一番楽しいのは面白い若手のアーティストを「発見」することだと思う。(もちろん、僕の前にどこかのギャラリーの鋭い目のスタッフの誰かが先に見つけないと僕も「発見」できないが。)今年もそういう発見があったよ。たとえば、このあいだちょっと書いたサガキケイタさんはまさにそういう人。
4月の始めころに東京にはいくつかのアートフェアーが同時に開催されて、その中には一番元気だったのは秋葉原の廃校で行われた101 Tokyo Contemporary Art Fair。ちょうど風邪を引きかかるところもあったか、メイン会場にはそんなに感心しなかったが、2階のある部屋には不思議なピンクの人形とその宇宙人っぽいキャラクターが主人公になっているアニメのビデオがあった。
The normally nasty Tetragrammaton, rendered cute
それを作った若い女性のアーティストの森木沙織さんに聞いたら、「神様だ」って!しかも日本の神々の仲間のちょっとヘンテコなやつじゃなくて、あのキリスト教の嫉妬深くて、わがままでいやな神様だ。(ビデオをよく見たら、あのピンクの神様が地球や人間を作るが、その「人間」というものは駄作だとわかって、ゼロに戻して、地球を作り直して、こんどは自分そっくりのピンクの生き物を居住させる、という話だった。)なかなかの発想で、アートフェアの中では一番面白かった!
Mother of God, Moriki Saori

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ちょうどあの時期(3月、4月)はアートのイベントがいっぱいあったが、仕事も忙しくて、途中でとんでもない風邪を引いて、数週間もダウンしてしまったからリポートを書くのがずっと後回しになってしまった―今まで。
その時期には Sarah Sze の Maison Hermes でのインスタレーションもあった。実は、僕が Maison Hermes の展覧会がほとんどいつも好きだ。普通のキャラリーや美術館のいわゆる「ホワイト・キューブ」の白い壁と違って、ガラスだから、アーティストにとってはかなりのチャレンジにはなると思うが、それをうまく利用するとほかのところとは全然違う味のインスタレーションが可能になるのだ。以前はたとえばSuh Do-Hoの展覧会をそこで見て、一気に大ファンになったことがあるが、同じ作品を1月ニューヨークの普通の空間でまた見たが、インパクトは半分しかなかった。(Suh Do-Ho といえば、6月のロンドンで見た唯一の面白い現代美術の展覧会は Hayward Gallery でのPsycho Buildings だった。そこにも彼のすばらしい作品が2点あったけど、残念ながら写真を撮ってはいけなかった。また、東京都現代美術館(MoT)にも彼のすごい作品がパーマネントコレクションの入り口にあったが、このあいだ行ったら、なんと撤去されてしまった!しかも、どうでもいいガラクタを置くために!なにを考えているのだろう、そこは。)
そんなHermes の空間には Sarah Sze さんこそが「ガラクタ」のようなもので2階分の高さの巨大なインスタレーションを作った。この写真ではわからないかもしれないが、実際に細かくて、楽譜のようにいろんなものがアレンジされた。長い時間見ても飽きなかくて、不思議だった。
Huge installation by Sarah Sze at Maison Hermes
特に下の水道のパイプ?電源?につながっているこのティーバッグが気に入った!
Electric teabag

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3月はOmbak という、相当変わったイベントへも行った。(いつもすごい)山川冬樹のホーミーにガメラン、そしてKYOTAROのライブ・ペインティング。地球にはこんなものもあったのか。Wow!

Fuyuki Yamakawa (khoomei), Terang Bulan (gamelan), Kyotaro (live painting)

そのOMBAKへ行く途中にたまたま寄ったギャラリーには須川まきこさんのオープニングが行われていたが、それも相当変わっていた。

Opening party for exhibition of drawings by Makiko Sugawa (in the yellow dress)

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夏は21_21 DESIGN SIGHT には「祈りの痕跡」という展覧会があった。まとまりがちょっと中途半端で、全体的な印象はいまひとつだったが、杉浦康平先生による、文字の魔法の力についてのこの垂れ幕のようなものの英訳は僕だった...
(なぜかカタログの代わりの薄いパンフレットみたいな本には載っていないが。一番面白かったのに。)

Banners by Kouhei Sugiura about the magical powers of letters and characters,
with English translations by me

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2007年の「発見」の一人、木村幸恵さんの作品を見に遠い所沢(片道2時間半)や鶴見へ行ってきた。やっぱりいいよ!
Ghost installation by Kimura Sachie

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11月にオオタファインアーツには「アニマル・ガーデン」という不思議な展覧会があった。動物をテーマにして、草間彌生、小沢剛などギャラリーを代表する現代のアーティストの作品と江戸時代の(若冲ふうの)絵や中国の骨董品を合わせた展覧会で、それだけでもかなり面白かったが、「決め手」はギャラリーの間中に置かれたソファやカーペットや植物の「オアシス」っぽい演出。お茶、じゃなくて、なんとなくチャイが飲みたくなるところだった。そんな工夫をほかのギャラリーでもしてもいいよね。ちなみに、今(まだ)開催中の展覧会の「演出」もかなり凝っていて、面白い。

このちょっと豚の鼻のような犬(古代中国の陶器のもの)を見たら...
... 夏、ロンドンのV&Aで見た、やはり古代中国の陶器の虎を思い出す。
犬のほうの役割は不明だが、その虎はなんと小便器だそうだ。古代の人の発想はやっぱりすごすぎる。よくモノを(陶器とはいえ)虎の口に入れる勇気があったな。

そして昔の人のとんでもない発想といえば、パリにはルーヴル美術館へ行った。ミーハーはみなモナリザがある部屋に集まった(本当に恐ろしい混雑振りでもちろんなにも見れない)が、ほかのレオナルドの絵はだれも見ようとしなかったし、フェルメールの絵だって僕が数分間独占することまでできた。(間接的なフェルメール展さえ80万人も見に行く東京ではとても考えられないことだ。)そんなルーヴルの片隅にはこんな絵も見つけた。

Rocket monk rescues hattifatteners

ちょっと漫画ちっくにも見えるが、実は無名(?)のアーティストによる600年前の宗教画だ。誰かの聖人が刑務所の収容者を解放させる場面だと思うけど、聖人が飛んでいることはまだいいが、その半分はがされたステッカーのような、ロケットっぽい下半身はいったいどういうふうになっているの?また、開放された収容者たちはニョロニョロみたいに丸いネズミの穴から脱出するが、どうして右側にあるドアから出ないのだろう?あの階段はもしかして古代のトマソン?昔こそ本当の外国だね。

Wednesday, December 10, 2008

Ladra di biciclette

日曜日、僕の自転車があわや盗まれそうになった。しかも、おばさんに!
僕の自転車は普通のいわゆる「ままちゃり」だが、足が長いから席の棒は特注で、普通の人はまず乗れない。そんなわけで、構造ですでに十分盗難防止されていると思ったが...
スーパーの前に自転車を置いて買い物へ行ってきたが、ちょうど出たとき、なんとおばさんが僕の自転車を連れ去れているんじゃないですか。びっくりして追いかけて「すみませ~ん!」と呼んだが、おばさんは全然振り向かない。でも乗っていたわけじゃなくて歩いていたから、僕がすぐに追いついた。
「それは僕の自転車ですよ!」
「うそ!」
「そうですよ。この席の棒は特注で僕しか乗れませんよ。」
「あらっ」と、そのときおばさんが始めてなにかがおかしいことに気がついたみたい。半信半疑で自転車を見て、やっぱり自分の自転車じゃないかもしれないとわかった。「てっきり、だれかがいたずらしちゃったと思っていました」と。
「盗難現場」に戻ると、やっぱりおばさんの自転車が僕の自転車があったところのとなりに置かれた。ブランドこそは違うが、よく似たごく普通の青のままちゃりだった。棒もごく普通だった。でもそこで本当のなぞに気がついた。僕は鍵をかけていたのだ。自分の鍵を手に持っていたし。なんと、おばさんは僕の自転車の鍵を自分の鍵でなんの問題もなく開けていたのだ。二人の鍵を比べると本当にそっくりだった。それはショックだよ。自転車のメーカーはあまりにも無責任だ。

自転車の盗難といえば、昔、スウェーデンに住んでいたころのもっとすごい話もある。僕はそのとき、となりの町の夜でバイトをしていたが、ある日は電車に急いでいたのか、自転車を駅の前に置いたとき鍵をかけることを忘れてしまった。その自転車は極端に高くて、195センチ以下の普通の人は跨るどころか、ペダルにさえ届かなかくて、おまけにペダルにクリップが付いていたから慣れていないと絶対乗れないはずだった、まさに「盗難防止付き」の構造だと思っていた。でも案の定、次の朝バイトから戻ってくると鍵をかけていなかったその自転車はなくなっていた。眠くてしょうがないからタクシーで家に戻ったが、運転手さんにその話をしたら、
「大きくて青い自転車?そういうのを触る変なやつを見たよ。でもあまり遠くまでは行けなかったみたい。となりの広場で転んで救急車で運ばれたらしいよ!」
そしてお昼ごろ、ちょっと寝たあとで見に行ったら本当に自転車がその広場にあった!鍵がかかっていないまま無事におかれた。天罰が当たった自転車泥棒はどんな人、そしてどんなけがをしたのかわからないけど。

Tuesday, December 09, 2008

More Pictures of Buildings and Food - Hong Kong

今回の香港で泊まっていた地区の上環にはちょっと変わった食材料のお店が多い。フカヒレにツバメの巣、見たことのない草やきのこ、そして... 干しトカゲ?いったいなにに使うのだろう。出汁かな?2匹1組で棒に十字張りのようについているが、うちわや卓球のラケットであるまいし、はさみ揚げのためじゃないだろうね。
Dried lizards. For soup stock?
Or some sort of bizarre ping pong rackets?


食べ物だけじゃない。お葬式のとき、一緒に焼くあの世のための「必要品」を売っているお店も並んでいる。車やスーツやコンロや家はいいけど、フィリピン人のメイド?麻雀のセット、DJのターンテーブルにヴィトンのバッグ。なんでもそろっている。
Bling for the next world

変わったものを売るお店だけじゃなくて、相当変わったものを買うお店もある。胆石とか。漢方薬の高価な材料らしい。
Used in traditional Chinese medicine.
Apparently they are quite expensive too.


かなり昔、"Rude Food" という「やらしい料理」の写真集が欧米に流行っていた。別に変な材料を使ったわけじゃなくて、普通の料理をちょっとエッチな演出で撮ったのだが、この香港のレストランの大きなポスターの写真を撮った人(またはレストランの経営者)はいったいなにを考えたのだろう。
Rude food, Hong Kong style

Sunday, November 30, 2008

Fragile Beauty in Hong Kong

この世紀に入ってから、僕の一番の気に入るの音楽はHuong Thanh(フン・タン)のアルバムだ。2001年、初めてDragonflyというアルバム(特に2曲目の "Bakida" のヴェトナムの民族楽器のダンバウの音)を聞いてから完全にはまっている。何回聴いても飽きない。実際に100回以上聴いても飽きない。そんなのは人生の中でも、持っている数千枚のアルバムの中でも数枚しかない。
フン・タンは一応ヴェトナム民族音楽のトップレベルの歌手だが、これは普通の意味での「民族音楽」じゃない。ジャズのラベルからでているが、普通の意味での「ジャズ」でもない。似たようなものがこの世の中にまったくないみたい。(あればほしいから、ずっと探しているんだけど。)
実は、「フン・タンのアルバム」といっても、この音楽を考え出したのは作曲・編曲の凄腕のジャズ・ギタリストのNguyên Lê(ヌイェン・レー)。彼は「ヴェトナム人」といっても、ヴェトナム人の親を持つパリ生まれのフランス人で、長年いろんなヨーロッパのジャズのミュージシャンやアフリカのミュージシャンと一緒にやってきたが、95年当たり自分のいわゆる「ルーツ」を探すためにヴェトナム民族音楽を基にしたジャズのプロジェクトを始めて、そのためにやっぱりずっと(ヴェトナム戦争以来?)パリに住んでいるフン・タンを見つけたそうだ。最初のコラボレーションは彼の名前で発表された Tales from Viêt-Nam というアルバムだが、そのあとの4枚はフン・タンの名前ででている。ほかのメンバーはジャズの人、アフリカ系やアラブ系の人、そして最新のアルバムには琴を弾く日本人の女性まで、といったパリならではのミックス。とにかくすばらしい。
(ヌイェン・レーのほかのアルバムもなかなかいいが、それは別のときの話。)

しかし、日本にはなかなか来ない(どうも、なぜかだれも誘わない)から、11月16日香港にライブがあることを聞いたときは最初はちょっと迷っていたが「まあ、最近香港へ行っていないから香港でもいいか!」と決心して、コンサートの4日前に緊急にフライトとホテルの予約して、香港のチケットの売り場に電話してコンサートの席も予約して見に行ってきたんだ!そしてやっぱり最高だった!
Signed program!

ライブは最新アルバムとだいたい同じ7人のメンバーで、(在パリの)フランス人、ヴェトナム人、カナダ人そして日本人の国際的な組み合わせ。コンサートの途中で写真は取れなかったが、終わった後、なんとアーティストとのQ&Aもあった。映画祭などにはよくあることだが、コンサートでは珍しい、というか今までそんな経験がないと思う。アートフェスティヴァルの中のイベントだったからかもしれないがよくわからないが、とにかくQ&Aも終わった後、直接ヌイェン・レーとフン・タンに直接話することもできたし、プログラムもサインしてもらった。(ああ、こんな歳で「アイドル」の前で興奮するなんてね。)

Q&A after the show with Nguyên Lê and Huong Thanh

Hao Nhiên Pham with some of his many traditional Vietnamese instruments,
Dan Bau in front.

Thursday, November 13, 2008

Instant Picasso

六本木の国立新美術館やサントリ美術館では只今大きなピカソ展が行われている。
ところで、家のセッチンの棚の上にも妙にピカソっぽいものを発見した。Photoshopじゃないよ!タイの免税店のビニール袋が偶然にそうなっていただけだ。

本物のピカソ展も悪くないよ。実はあまりファンじゃない(よく考えるとピカソの色彩が好きじゃない)けど、あれだけ数年ごとに何回も何回も「生まれ変わって」新しいスタイルを発明する人はやっぱりすごい!あれだけたくさんのもの、しかも全然違ったスタイルの絵も彫刻も漫画までを一人の人間が作ったなんてはちょっと信じられない。展覧会を回るのにそれなりに時間がかかるけど、想像していたより楽しかった。

Friday, October 31, 2008

ULTRA

青山のSPIRALで今(3日まで)ULTRAという、25人の若手のキューレーターによるアートフェアが行われている。1人1壁を使って、あまり広くないスペースにあれだけたくさんのアートがよく入ったな、とちょっと感心した。ただ、狭いからあまり大きい作品をほとんどだれも出してこなかったし、強いインパクトのある作品もあまりない。でもまあ、いいや。場所は場所(青山)だから、「ファッション」や「アクセサリ」としてのアートでもいいかもしれない。


また、9階には値段の高目の作品を集めた「VIPルーム」もあった(初日だけ?)。「集めた」といっても、11点しかなかったが、それよりもあそこは普段なかなか入るチャンスがない会員制のラウンジで、展示されているアートよりも部屋そのものに感動した(写真を撮ることを忘れたぐらい)。豪華なアール・デコの窓やソファは80年代の建物というより80年前の建物の感じ。庭園美術館にあって不思議じゃない部屋がスパイラルにあって不思議だ。

でもフェアの中に新しい発見はやっぱり一つあった!CASHIのサガキケイタさん。一見普通に見える(実は僕も最初は数回前を通ったが、何も気がつかなかった)が...

... すぐ近く(20センチぐらい)から見ると、いろいろ見えてきて、実は相当変わっているんだ。
面白い!この人の7日からの個展も楽しみだ。

Thursday, October 09, 2008

ぶーりん家の姉妹

The Other Boleyn Girl という映画がまもなく日本に公開されるらしい。いい映画かどうかわからない(たぶん僕の趣味じゃない)が、日本語名を始めてみたときくすっと笑ってしまった。こんなことを考えたのは僕だけかな?