Monday, November 28, 2005

Have Duck, Will Travel



電車に子犬や猫を持ち込む人は時々見るが、アヒルは初めて!切符はいくらでしょう。

Thursday, November 24, 2005

悪名のスウェーデンのお菓子

海 外へ行くと、やっぱりお土産を買わなきゃいけないんだよね。また僕の性格では、やっぱり「普通のものではちょっと...」という感じで、毎回新しいもの、 だれもが 食べたことのないものを探している。でも毎年スウェーデンへ行ってくるから、どんどん難しくなってきた。数年前、おいしいものを買ったつもりで、スミレと リコリッシュの飴をスウェーデンから持ってきたが、それは記録的に評判が悪かった。珍味どころか、まるで毒を食べさせられたように、みながショックで目を 大きくして、「ゲッ!」と言っていた。やっぱり「日本人の口に合わない」のか。おいしかったのにねぇ...
そ れがちょっと伝説になったから今年も探してみようと思っていたが、あの歯にべたつくスミレとリコリッシュの螺旋の飴はもう作られていないらしい。探してい たお店の人も「あれはおいしかったよね。残念だね」といってくれて、やっぱり好きだったのは僕だけじゃなかったみたい。

代わりに見つけたのはこんなもの:
左 にある "Viol" と書いてあるのは、伝統的なスミレ味のグミキャンディ。悪く言えば「おばさんの香水の味」だけど、かなり癖になる。("Viol" はスウェーデン語でスミレのこと。フランス語ではなんと「レープ」の意味だが、それもまた言葉の偶然だ。)間中にある "Viol-lakrits" はまさにスミレとリコリッシュの飴だが、固いタイプで、まだ試していない。でも右にある「超しょっぱい」"Djungelvrål"(「ジャングルの叫 び」)は今回の一番の珍味かもしれない。スウェーデンの子供にはとても人気があるけど、日本ではどうでしょう。醤油味の飴をぜひ食べてみたい人や「大正漢 方 胃腸薬がマジでうまい!」と思っている人にはお勧め。(大人になってから僕も食べていないけど、ひょっとしたらビールに合うかも!)

変なお菓子はほかにもある。こんなのも平気で売っているよ:

ヘー ゼルナッツ・クリーム入りのチョコだ。なぜ「芸者」なのかというと、実はスウェーデンに大昔から "Japaner"(=日本人)という、ヘーゼルナッツのケーキがある。ヘーゼルナッツはスウェーデンで大人気だが、日本人こそはあまり食べないのに、ど うしてそんな名前が付いたのがわ からない。でもなかなかおいしいよ。

ち なみに、今年のお土産のヒット商品はこれ。スウェーデンではなくて、タイのコンビニで売っている「梅風味の干しマンゴ」。甘酸っぱいと思ったら、やっぱり タイのものだ!後味はめちゃからい!よく見ると材料のリストには1%の唐辛子も入っている。でもこれは本当にうまい。日本人の口にも合うみたいし。

Wednesday, November 23, 2005

Kalles nevöer

Jag fick en svår chock igår när jag glodde på en gammal Kalle Anka-rulle, Donald's Nephews från 1938, i vilken Kalle får ett vykort från sin syster:

De så kallade "brorsönerna" är alltså i själva verket hans systersöner!
Så kan det gå när man är tvungen att översätta utan tillgång till kontexten.
Ett ögonblick slog det mig att denna Sister Dumbella skulle kunna vara en barnhemsförestående nunna eller något i den stilen, men nej då, snabbt googlande ger vid handen att hon mycket riktigt är barnens mor och rentav Kalles tvillingsyster.
Där ser man.

Monday, November 21, 2005

Nej, hvor er den sød

Fredagens Asahi Shinbun berättar om hur en katt som bitit av och käkat upp alla tårna på höger fot på sin matmor, en sängbunden senildement dam i 80-årsåldern på ett ålderdomshem i Saitama, och sedermera omhändertagits av myndigheterna för avlivning, nu frisläppts efter en månads gott uppförande (och vissa protester från lokal djurskyddsförening) och överlämnats till en lokal kattälskare. Man undrar genast vad den nye ägaren tänker mata kisse med.

Friday, November 11, 2005

秘密のレシピー、その2:鶏ももとイチジクのカセロール

僕 はイチジクが大好きだ。生のイチジクももちろんいいが、イチジクのケーキ、イチジクのジャム、そして干しイチジクもおいしいよね。キッチンにはイチジク風 味のバルサミコヴィネガーまである。(イチジクマスタードも存在するらしいが、売っているところをご存知の方がいれば、ぜひ教えてください!)

ところが、あるとき買った干しイチジクはそのままではあまりうまくなかったから、なにに使おうかと考えたら、こんな料理を発明した。そして大正解!

レシピーは大体こんな感じ(2人分ぐらい):

たまねぎ1個とにんじん1本をみじん切りにして、ローレルの葉とタイムの一つまみをなべに入れて、オリープオイルでたまねぎが透明になるまでに弱火で炒める。(あれば、ベーコンを1、2枚もみじん切りにして一緒に炒めると味がもっと深くなる。)

鶏 のもも肉を1枚(300g ぐらい)を食べやすい大きさに切って、塩、胡椒、小麦粉をまぶして、フライパンでこんがりに炒める。派手にやりたかったら、ブランデーでフランベーする。 (そんなに派手じゃなくてもいいなら、ブランデーを少々、あとでなべに入れる。)なべに入れる。同じフライパンにうまみを吸い取るようにマッシュルームも 炒めるが、それを最後までとっておく。

干しイチジクを4~5個を4分の一にカットして、なべに入れて、鶏がらスープを加えて、隠し味のマスタードを小さじ1を入れて、鶏肉とイチジクがやわらかくなるまでにゆっくり煮込む(30分ぐらい)。出来上がる前2~3分前にマッシュルームを入れる。

Saturday, November 05, 2005

美毒

今、六本木のRoentgenwerkeでは、「毒」をずっとテーマにしている長谷川ちか子さんのかなり面白い展覧会をやっているよ。
元 の発想は"Gift"という単語は英語(と日本語)では「贈り物」の意味なのに対して、ドイツ語では「毒」という意味、という不思議だ。(ただ、あえて言 うと、たくさん の言 語ができると、そんな偶然は結構普通だから、そんな深い発想じゃないと僕は思う。ちなみに、スウェーデン語では "Gift" は「毒」の意味も「結婚している」の意味もある。)まぁ、それはともかく、彼女の作品はいつも面白い。

今 回のテーマは江戸時代に使われていた有毒の化粧品の「おしろい」(白粉)。鉛が入っていたので、長く使うと鉛中毒で死んでしまう可能性もあるとわかってい たのに、歌舞伎の役者や花魁たちそれを使い続けていたのだ。美しさのためなら死んでもいい、というわけだね。長谷川さんの作品は本物の浮世絵の上に、お しろいが塗られた部分だけが見えるようなマットをかぶせて、そして毒物の公式をプリントする。かっこういいよ!一枚買ってしまったくらいだ。(ここにはお くところがもうまったくないのに。)

見得を切る長谷川さんと僕が買った作品

オー プニングパーティーには歌舞伎座などで現役の顔師のパフォーマンスもあった。Roentgenのスタッフの女の子がプロに白く化粧されるという、普段 はなかなか見れないものをみなが20分以も上本当に静かに見ていた。(ちなみに、今は禁止になった鉛じゃなくて、チタンを使うそうだから、今回のモデルの 子は大丈夫でしょう。)

おまけに、毒入りのクッキーも出ていた!でもそれはまったくの偶然だったらしくて、気がついたのは僕だけだったみ たい。イタリア製の Amaretti というクッキーはアーモンドと砂糖でできているが、ほんの少しの bitter almonds も入れることによって、苦味の隠し味を与えて「大人の味」に変身させる。ところが、bitter almonds にはガスチェンバーにも使われている青酸が入っている... 大量を食べるとそれも危険らしいよ。

Tuesday, November 01, 2005

Beto Caletti in Kamakura


Spot the singer

先週の日曜日、今年のブラジル音楽の一番面白い人の一人のベト・カレッティを 見てきた。というか、見ようとしたが、本当に見たかどうかはちょっと微妙だ。場所は Vivement Dimanche という、80人がぎりぎり入れる小さいカフェで、超満員だったし、本人も座っていたから、結局1,2列目の客さんしか見れなかったと思う。とにかく、一番 後ろに 座っていた僕はほとんど何も見れなかったんだ。立ち見だといつもよく見れるのにね。(この日はちゃんとカメラもメモリーカードも持っていたが、上の写 真はカメラを頭の上に高く上げて撮ったのだ。)でも音楽がよかったから、いいや。
もともとアルゼンチン人の彼は声もまあまあいいけど、ギターはす ごい!それを弾いている手をぜんぜん見れなかったのはやっぱり残念だった。彼自身の曲もよかった(実は、彼の最新アルバムの Esquinas に入っている Tua Chama という曲は今のところ今年の一番の気に入るの曲だ)が、一番盛り上がったのはやっぱり Ivan Lins や Djavan の曲をやったときだった。今回の日本のツアーではライブ版のための録音もしたらしくて、かなり期待できそうだ。