Friday, April 01, 2011

自粛を自粛

大震災から3週間がたった。その日はたまたま京都にいたので、地震を「ミス」したが、ニュースを聞いてびっくりした。そのあとは観光に集中するのがちょっと難しくなったが、その話はあとで(いつか)書く。
ちなみに、うち(と金沢八景近辺)には数時間の停電を別としてなんの被害もなかった。本棚が倒れたり、がけっぷちの上の家が落ちてきたりするんじゃないかとちょっと心配していたが、なにもなかった。おボツさまももちろん無事だった。最初の一週間は東京電力の計画停電のから騒ぎに振り回されたが、今はこの辺はもうほとんど普通の状態に戻った。大使館が騒いだりしたが、逃げるつもりがまったくない。
ところが、先週は東京へ2回行ってきたが、すごく暗~い感じだった。節電のためにイルミネーションや街灯が消されたことじゃなくて、雰囲気のことだ。楽しみにしていたイベントをはじめ、なんでもかんでもが中止になったりしたし、「花金」なのに飲食店は8時に既にしまっていたし、おまけに「ブラックレイン」に降られてしまった。電気不足や物不足のような物理的な理由、あるいは参加する人の上京・来日の中止で開催できなくイベントはしょうがないけど、あの「自粛のための自粛」はやめてほしいな。まるで昭和天皇がその昔亡くなる時のようなムードだ。「苦しんでいる人がたくさんいるのに、あまり楽しんではいけない」のような、原理主義の宗教団体臭い理屈は本当の被害者のためにはもちろん、だれのためにもならないよ。首都圏のみんなが無理心中すればいいわけ?その状態がしばらく続くと、つぶれるお店や企業が爆発的に増えることは間違いなし。そしてこんどはその失業者を助けなければならない。だめだよ!節電はもちろんこれからも大事だが、憂鬱と不況を招く半強制的な「自粛」はいらない。
ま、今週は 天気が良くなったし、桜はもうそろそろ咲くし、「花見の自粛」を呼び掛けるバカがいるらしいが、無視しましょう。今週末はアートフェア東京こそが延期になったが、それ以外のアートのイベントが結構たくさんあるから楽しみにしている。

そしてアートといえば、地震の前に週に買った、桜の季節にピッタリの吉岡雅也さんのこの絵が昨日届いた!いいよね!