Monday, August 28, 2006

Mothra?

昨日、見たこともない種類のでかい蛾が家の壁に座っていた。こんな形でも、幅は14センチ(測っても動かなかった)だから、飛ぶときはもっと広いんだろう。しかも、からだも厚かった。本当に珍しいのか、それとも僕が知らないだけなのか、とにかく不思議だった。
Mysterious giant moth visits Hakkei

ここはときどき変な生き物が現れる。ムカデや蛇や狸とかそういうありふれたものだけじゃなくて、もっと宇宙人っぽいの。2年前(だったっけ)、20センチ以上の、からだの後ろの半分が綺麗な真っ青のトカゲがやってきた。しばらくたたみの上にいたから、ゆっくり観察はできたが、あんな色だと、いかにも毒がありそうだ。かっこよかったけど。その後は、小さいのは見たことがあるけど、大きいのはそのときだけだった。
もっと昔、そのトカゲよりもさらに大きいカマキリもでたことがある。カマキリこそは代表的な宇宙人の緑色の顔だよね。かわいかった、というか、すごく不思議だったから、ペットにしようかと思っていたぐらいだが、結局数時間キッチンにいてからまた外へ出ちゃった。自分の惑星に戻ってしまったかな。本当にでかかった。そのあとはその半分のサイズのカマキリさえ見ない。

UPDATE: 蛾の種類がわかった!「オオミズアオ」というやつらしい(別に水色じゃないのに)。英語名は Luna moth (「月蛾」)で、ラテン語名もやっぱり月の女神の名前を使って Actias Artemis という。普通は夜しか飛ばないし、大人としての命は1週間しかないから、見かけることが珍しいって。やっぱりかっこいいよ!

Thursday, August 24, 2006

Catpuccino

昨日はやく2年ぶりに川崎へ行ってきた。目的は「太陽」という、ロシア人のアレクサンドル・ソクーロフ監督の昭和天皇についての不思議な映画を見ることだったが、今日はその映画の話じゃない。やっぱりまた食べ物のはなしだ。
2年前、前回チネチッタへ行った時たまたまお昼食べたエノヴィーノというイタリアンレストランにはすごくかわいいウサギのカプチーノがでた。だが、そのときに限ってカメラを持っていなかったから、ずっと悔しかった。今回はそのレストランがまだあるのかな、とちょっと心配していたが、まだあった。そしてまだ例のカプチーノをやっていた!
ちょっとおしゃれなところにはハートやリーフといった模様のカプチーノが珍しくないが、ここの女性のマスターの腕はもっとすごい。一緒にいた友達には注文通りの「ウサギ」がでた。そして僕にはなんと猫だった!飲むのがもったいない!
あとはどんな模様があるの、と聞いたら、丸い顔のほうが描きやすいということで、ドラえもんやアンパンマンも登場するみたい。こんどはパンダや豚も期待できそうだ。

ウサギといえば、帰りに通った川崎の地下街のアゼリアのマスコットは相当変だ。名前は知らないが、ウサギのからだをしているくせに、なぜか豚の鼻をしているんじゃないか。どういうこと、それ?

Wednesday, August 09, 2006

Poland

この前、スウェーデンからポーランドへも行ってきた。4週間もスウェーデンにいるとかなり退屈になってしまうから、いつもほかのどこかへも足を伸ばそうとしているが、今年の第1の候補のリスボンへも、第2の候補のビルバオへも切符が取れなくて、ローマも駄目だったから、どこにしようか、とちょっと困っていた。そして「緊急プラン」として南スウェーデンからとても近いポーランドへ行くことにした。7時間ぐらいのフェリーででも行ける距離しかないんだけど、その船の値段を調べたら実は格安の飛行機のほうが安いことがわかった。特にポーランドへ行く理由もなかったし、実際にあまり魅力的に聞こえなかくて、ただ行ったことがなかっただけだった。でも実際に行ってみると、意外とよかった。
今回行ったのはワルサワとクラコウの2泊ずつ。ワルサワは第2世界大戦にものすごい被害にあったが、丁寧に修復された「観光客向き」の古い町もあるし、幅が必要よりも2倍も広いスターリン時代の大通りもあるし、かなり貧乏な地区やぼろぼろの団地もあるし、孔雀が歩き回る大きな公園もあるし、高級ブランドのお店もあるし、とにかくいいところも悪いところもいっぱいある大都会だ。しかも広い。でもバスやレールバスは充実しているし、1日の乗り放題の切符は280円しかなかった。(唯一タクシーに乗ったときはやっぱりぼられた。しかもホテルのボーイさんが呼んだタクシーだっただけに、かなり頭に来たよ。高級ホテルとはいえ、やっぱり東ヨーロッパなのでサービス精神を期待してもしょうがないね。)それに対して、クラコウの中心部はコンパクトで、観光客として用があるところはみな歩ける範囲で、(少なくともその中心部は)とても綺麗な町だ。



もっとも恐れていたのは料理だった。行く前に見たガイドブックの写真は本当にまずそうなものオンパレードばかりだ。名物は牛の胃袋の灰色のスープだとか。僕が原則として料理がまずそうな国へ行きたくないので、今回の旅はそんなルールの違反になりそうだった。でも結局そんなにひどくはなかった。グルメの天国じゃないだろうし、本当にいやな臭いがする食堂の前にも通ったが、探せばまあまあおいしいものもある。魚料理は少なくて、メインは火をちょっと通しすぎた肉、という感じで、結局スウェーデンとそんなに変わらない。でも値段はスウェーデンの半額だ!あと、毎日30度以上だったからなによりも大切だったのはビールもアイスクリームも安くてうまい。

ポーランドでしか(?)食べられないものはたとえばこんなもの:

マッシュルーム入りの餃子。上に乗っているの炒めたたまねぎとベーコンと溶かした油。
本当においしいポーランド料理もあるんだ!
Mushroom dumplings with fried onions and bacon.
一風変わったバラのジャム入りのドーナツ
Donuts with rose-petal jam
ワルサワのシェラトンの朝食のビュッフェにあったヴォドカ。
シャンパンはときどき見るが(ここも)、ヴォドカは初めて。
いきなり朝から飲みたい人もいる、というわけだね。
Breakfast vodka at Warsaw Sheraton



ポーランドのトイレのの記号はほかで見たことがないが、ポーランドではどこも使われている。最初はかなり迷っていたが。
どっちがどっちでしょう?
Polish toilet signs: which is which?



古い建物もいっぱいあれば、新しい建物もある。
クラコウの「蜘蛛の下の家」。昔、錬金術者が住んでいたらしい。
Old Spider House in Krakowワルサワのもっと新しい蜘蛛の家
New Spider House in Warsaw

綺麗な中世やバロックの家の中のレストランやおしゃれのアールデコのインテリアのカフェなどがいっぱいある。でもエアコンはどこにもないから、30度以上だったから残念ながらそんなレストランの中にはとても座っていられない。結局どこも外のテーブルや中庭になったから、楽しみの一つを失ってしまったことは十二分わかった。
クラコウのカフェのインテリア
Krakow cafe interior

クラコウに「ヴォドカ」という壁の穴のようなバーを見つけた。楽しくて安かった(1杯は200円ぐらい)し、おいしいエスプレッソもあったから2晩連続行った。
「ヴォドカ」といえば、普通アルコールの味しかしない、焼酎のようなものを連想するが、ポーランドではヴォドカはまさに「命の水」だけに、何百種類もあるらしい。そのなかにはかなり甘くて、リキュールのようなものもある。くるみのヴォドカ、しょうがのヴォドカ、ナナカマドの実のヴォドカ、蜂蜜と湖沼のヴォドカなどなどを試して、みなそれぞれ全然違う味だ。下の写真には品ぞろいの一部が見えるが、あれはメニュの代わりの値札付きの見本だけだ。本物(実際に飲むほう)は全部冷凍庫に入っていた。なぜか日本の月桂冠も1本あった。


Part of the line-up at the pleasant Wodka Bar.
The bottles on the shelf are the "menu", as it were;
the real stuff is in the freezer under the counter.


ワルサワの本屋さんのインテリア。おしゃれ!
Warsaw bookstore



最後に(少なくとも今日の最後に)、ワルサワの「文化と科学の宮殿」のこと。スターリン時代のソ連からの(余計な)贈り物のそのドでかい建物はワルサワの間中に聳え立つ。高さだけじゃなくて、下のほうも広いので、1週するのに少なくとも30分かかると思う。展望台に登ることもできるらしいが、時間がなかったからしなかったが、下を通るときとんでもないことを見てしまった。なんと、僕が写真を撮ろうとしたマルクス、エンゲルス、レニンを読むプロレタリアの若者の彫刻の隣に、ポーランドのおじさんがギリシア風の柱に立小便をしていた!マナーが悪かったのか、あれが政治的なコメントだったのかは不明だが、僕を見てしまったから写真を撮るのが難しかった。
Warsaw's Palace of Culture and Science - a gift from Stalin
To the right: a hero of the proletariat, reading Marx, Engels & Lenin
(click to enlarge for better view).
To the left: present-day Pole adds his opinion by pissing on the classical pillars.

Thursday, August 03, 2006

バンコクの食ing

一ヶ月の里帰りから戻ってきた。スウェーデンにいる間、忙しかっただけじゃなくて、おまけにネットへの接続が非常に不安定だったのでなかなかアップデートできなかった。(すいません。)ポーランドへも行ってきたが、その写真は後ほど。まず、帰りにいつものように寄ったバンコクの報告だ。
実は、今回の旅行で食べた沢山のものの中で一番うまかったのは、なんとバンコクで泊まっていたホテルのレストランのパンだった!
Fantastic bread at Majestic Grande, BKK
料理そのもののほうももちろんおいしかったが、おまけに出たこの焼きたての何種類ものパン(オニオン入りとかくるみ入りとか)といっしょにでたバジルのソース、チリ・トマトのソース、そしてアンチョビのバターは絶品だった。ちなみに、このホテルの朝食のビュッフェもびっくりするほどいいよ。いわゆる「リーズナブル」なホテルの朝食ビュッフェはよく中途半端なものだが、ここは違う。倍以上するホテルの品数には負けるかもしれないが、味には負けない。グルメの僕がここに何回もとまっている理由はそれなりにある。

日曜日のお昼は普段あまり行かないシロムのほうへ散歩したら、Bug & Bee というおしゃれなカフェを見つけた。幅2センチの「クレープ・ヌードル」のトムヤムクン・ソースに絞りたてのマンゴとパパヤのジュース(500cc以上!)はちょうど食べたかったものだった。バンコクにしてはそんなに安くないが、それでも600円以下だ。

Crepe noodles with Tom yam kung sauce and mango & papaya juice

Freshly pressed mandarin juice
バンコクはやっぱり暑いから、のどが渇く。そんなとき、あちこちにこんなみかんのジュースのスタンドがある。絞りたてのみかんのジュースは60円で、それもなかなかおいしい。

さてさて、普通においしいものはそこまで。夜は例のおいしいパンをあまりにも食べ過ぎた(お変わりまで出た!)から、ちょっと散歩に出るしかなかった。ところが、次の朝の出発が早いから、荷物を用意したときカメラも入れてしまった。それが失敗だった!
あるバーの前にタイの女の子が自転車で回る虫屋さんを止めていた。「なにを買うの?」と話しかけた。「これがほしいけど、お金がないの。20バーツちょうだい」。お金をあげると、彼女が買ったのはバッタのフライと炒めた蚕のそれぞれの一袋。さっそく、ほかにも3,4人の女の子が集まってきた。超満腹の僕は本当はなにも食べるつもりがなかったが、そこでやっぱりビールを1本注文して、虫にチャレンジすることにした。以前、シロアリを食べたことがあるが、これが初バッタだった。なのに、そのときに限ってカメラを持っていなくて、記録の写真を取ることができなかった。もったいない!バッタは頭と足を取って、身体の部分だけを食べるが、そうするとちょっと焦がしたえびにあまり変わらない。味もやっぱりちょっと焦がしたえびの殻のようなもので、別にまずくもおいしくもなかった。ところが、蚕のほうは案外うまかった!ちょっとナッツっぽい味で、見た目はグロテスクだが食感はお菓子みたいだ。いくつも食べた。