Thursday, August 03, 2006

バンコクの食ing

一ヶ月の里帰りから戻ってきた。スウェーデンにいる間、忙しかっただけじゃなくて、おまけにネットへの接続が非常に不安定だったのでなかなかアップデートできなかった。(すいません。)ポーランドへも行ってきたが、その写真は後ほど。まず、帰りにいつものように寄ったバンコクの報告だ。
実は、今回の旅行で食べた沢山のものの中で一番うまかったのは、なんとバンコクで泊まっていたホテルのレストランのパンだった!
Fantastic bread at Majestic Grande, BKK
料理そのもののほうももちろんおいしかったが、おまけに出たこの焼きたての何種類ものパン(オニオン入りとかくるみ入りとか)といっしょにでたバジルのソース、チリ・トマトのソース、そしてアンチョビのバターは絶品だった。ちなみに、このホテルの朝食のビュッフェもびっくりするほどいいよ。いわゆる「リーズナブル」なホテルの朝食ビュッフェはよく中途半端なものだが、ここは違う。倍以上するホテルの品数には負けるかもしれないが、味には負けない。グルメの僕がここに何回もとまっている理由はそれなりにある。

日曜日のお昼は普段あまり行かないシロムのほうへ散歩したら、Bug & Bee というおしゃれなカフェを見つけた。幅2センチの「クレープ・ヌードル」のトムヤムクン・ソースに絞りたてのマンゴとパパヤのジュース(500cc以上!)はちょうど食べたかったものだった。バンコクにしてはそんなに安くないが、それでも600円以下だ。

Crepe noodles with Tom yam kung sauce and mango & papaya juice

Freshly pressed mandarin juice
バンコクはやっぱり暑いから、のどが渇く。そんなとき、あちこちにこんなみかんのジュースのスタンドがある。絞りたてのみかんのジュースは60円で、それもなかなかおいしい。

さてさて、普通においしいものはそこまで。夜は例のおいしいパンをあまりにも食べ過ぎた(お変わりまで出た!)から、ちょっと散歩に出るしかなかった。ところが、次の朝の出発が早いから、荷物を用意したときカメラも入れてしまった。それが失敗だった!
あるバーの前にタイの女の子が自転車で回る虫屋さんを止めていた。「なにを買うの?」と話しかけた。「これがほしいけど、お金がないの。20バーツちょうだい」。お金をあげると、彼女が買ったのはバッタのフライと炒めた蚕のそれぞれの一袋。さっそく、ほかにも3,4人の女の子が集まってきた。超満腹の僕は本当はなにも食べるつもりがなかったが、そこでやっぱりビールを1本注文して、虫にチャレンジすることにした。以前、シロアリを食べたことがあるが、これが初バッタだった。なのに、そのときに限ってカメラを持っていなくて、記録の写真を取ることができなかった。もったいない!バッタは頭と足を取って、身体の部分だけを食べるが、そうするとちょっと焦がしたえびにあまり変わらない。味もやっぱりちょっと焦がしたえびの殻のようなもので、別にまずくもおいしくもなかった。ところが、蚕のほうは案外うまかった!ちょっとナッツっぽい味で、見た目はグロテスクだが食感はお菓子みたいだ。いくつも食べた。

No comments: