Thursday, November 24, 2005

悪名のスウェーデンのお菓子

海 外へ行くと、やっぱりお土産を買わなきゃいけないんだよね。また僕の性格では、やっぱり「普通のものではちょっと...」という感じで、毎回新しいもの、 だれもが 食べたことのないものを探している。でも毎年スウェーデンへ行ってくるから、どんどん難しくなってきた。数年前、おいしいものを買ったつもりで、スミレと リコリッシュの飴をスウェーデンから持ってきたが、それは記録的に評判が悪かった。珍味どころか、まるで毒を食べさせられたように、みながショックで目を 大きくして、「ゲッ!」と言っていた。やっぱり「日本人の口に合わない」のか。おいしかったのにねぇ...
そ れがちょっと伝説になったから今年も探してみようと思っていたが、あの歯にべたつくスミレとリコリッシュの螺旋の飴はもう作られていないらしい。探してい たお店の人も「あれはおいしかったよね。残念だね」といってくれて、やっぱり好きだったのは僕だけじゃなかったみたい。

代わりに見つけたのはこんなもの:
左 にある "Viol" と書いてあるのは、伝統的なスミレ味のグミキャンディ。悪く言えば「おばさんの香水の味」だけど、かなり癖になる。("Viol" はスウェーデン語でスミレのこと。フランス語ではなんと「レープ」の意味だが、それもまた言葉の偶然だ。)間中にある "Viol-lakrits" はまさにスミレとリコリッシュの飴だが、固いタイプで、まだ試していない。でも右にある「超しょっぱい」"Djungelvrål"(「ジャングルの叫 び」)は今回の一番の珍味かもしれない。スウェーデンの子供にはとても人気があるけど、日本ではどうでしょう。醤油味の飴をぜひ食べてみたい人や「大正漢 方 胃腸薬がマジでうまい!」と思っている人にはお勧め。(大人になってから僕も食べていないけど、ひょっとしたらビールに合うかも!)

変なお菓子はほかにもある。こんなのも平気で売っているよ:

ヘー ゼルナッツ・クリーム入りのチョコだ。なぜ「芸者」なのかというと、実はスウェーデンに大昔から "Japaner"(=日本人)という、ヘーゼルナッツのケーキがある。ヘーゼルナッツはスウェーデンで大人気だが、日本人こそはあまり食べないのに、ど うしてそんな名前が付いたのがわ からない。でもなかなかおいしいよ。

ち なみに、今年のお土産のヒット商品はこれ。スウェーデンではなくて、タイのコンビニで売っている「梅風味の干しマンゴ」。甘酸っぱいと思ったら、やっぱり タイのものだ!後味はめちゃからい!よく見ると材料のリストには1%の唐辛子も入っている。でもこれは本当にうまい。日本人の口にも合うみたいし。

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