税金の無駄使いである、迷惑の工事がいまだに続いている。予定よりちょっと遅れているみたいだが、その理由はなんと「岩盤があまりにも硬くて...」って。つまり、(建て前では)土砂崩れを防ぐために、「土砂」どころ、より硬い岩盤を無理矢理削って、コンクリートを流そうとしている。まるでダイアモンドに「傷がつかないように」プラスチックのコーティングをするようなばかばかしいはなしじゃないですか。このでたらめの計画はどれだけ矛盾しているかを肖像するんだね。
予算は知らないが、鉄のパイプの量や木の板の量をみて、そして何人もの作業員の4カ月分の給料を考えると半端じゃないだろう。
こんどは三段階でコンクリートを流すらしいが、その最初の段階は月曜日の朝からだそうだ。またもうるさくてしょうがないから僕が一日家から追い出されてしまう。でも行きたいところは特にないし、月曜日だと美術館やギャラリーはみんなしまっているからちょっと困っている。どこへ行こうかな。
ちなみに、すぐ近くにこんな所もある。2~3週間後には紅葉できれいになるが、そこもこのあいだ小さな石や小枝の「落石」があったらしい。
どたばたに駆けつけた県(?)の人は緊急対策として、いくつかの枝を切って、金属のネットを付けたが、その作業はたった2つ日間で終わった。ちょっと目障りではあるが、「環境破壊」ほどでもないし、傷のところの緑はすぐ戻ってくるだろう。
しかし、そのあと僕がそこを通ったとき、たまたま犬を散歩させるおばさんたちの会話を聞いてしまった。「ここは大変だろうけど、ここも県にやってもらわなきゃいけないな」って。つまり、ここにも紅葉よりコンクリートのほうがふさわしい、ということなのか。やっぱり頭がおかしいよ、あの世代の人々は。
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