Friday, December 21, 2007

干支を食べる

以前、犬の角煮熊の手を食べた幡ヶ谷のチャイナハウスへまた行ってきた。今回のテーマはアヒルのスープ、とわりと素直だったが、僕の気に入りの黄ニラの炒めもでたし、カシューナッツ付きの鹿肉もでたし、上海蟹もでたので大満足だった。とてもミシュランに載りそうもないお店だ(そういえば、このあいだでたミシュランのガイドブックには中華のお店があったっけ?ないような気がする)が、本当においしい。

そこで「干支を食べるのがおもしろいかもしれない」という話になった。イノシシ(豚!)はもちろん食べたし、戌も食べたしね。しかし、実在のない辰はどうしようもないね。「比喩」(dragon fruit とか)でごまかすしかないでしょう。そして来年はネズミだ。マスターに聞いたら、中国の食用ネズミは身が赤くておいしいそうだが、日本にはなかなか輸入できないし、レストランで出したら問題になりそうだ。ドブネズミはもちろん食べれないし、わざわざペットショップで「食べるために」買うのもちょっとまずいだろうね。

「でも猿なら、あるよ、冷凍庫に!」とマスターが言う。びっくりした。猿も食べるんだ。例の脳みそだけじゃなくて、肉のほう。太股とか。「猿は独特な味がする。牛や豚や鹿とはまた別の種類の味だ」そうだ。しかも四国で取れたニホンザルだって。町に出て悪さするお猿さんが警察に捕まって、やっぱり中華料理になるのか。キャア~。でも猿肉はさすが食べたことがないから、今度の楽しみ!
Donald Duck stewed in his own juices
よく考えてみたら、今回はミッキー・マウスを食べることができなかったとしても、ドナルド・ダックを食べたのだ!

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