土曜日は、久々に幡ヶ谷のチャイナハウス・龍口酒家へ行ってきた。そう、以前犬や熊の手を食べた、僕の気に入りのところだ。今回のテーマはなんと、猿だ!しかし、平気で犬を食った友達でも猿となると遠慮がちになってしまって、人を集めるのがちょっと難しかったが、とりあえず4人で「半ともぐい」(?)に挑戦した。
そのレストランにはメニューが一切なくて、完全にお任せスタイルだが、特別なものを食べたかったらそれを前もって予約しなきゃいけない。そんなわけで僕たちが猿を注文して行った。
最初にでたのは定番の鶏の料理や黄ニラ炒めだが、いきなり三つ目ぐらいのお皿として何のファンファーレも猿肉が登場したが...
... 見た目は意外とごく普通のチンジャオロースにそっくりで、味もそんな感じ。牛肉よりちょっとだけ硬めだが、特別な味もくせもなかった。「ほのかな風味」と一人が言ったが、僕にはぴんと来なかった。あまりにも普通すぎてちょっとがっかりした。でもほかの料理(豪華な上海蟹、すっぽんのスープ、鹿肉のピーナツころも揚げ、など)はいつものようにとてもおいしかったら、全体的に大満足。ただ、中にも猿肉が結局一番どうでもいい一皿はちょっと予想外だった。(まあ、犬を食べたときもそうだったかもしれない。)
食べ始める前に、猿のどんな部分を食べるのだろう、という話で盛り上がったが、今回は「腕」だそうだ。太ももやお尻のほうには肉がありそうだが、すでに使っちゃったって。また「3歳のオス」だそうで、メスのほうが柔らかいみたい。
例の「脳みそ」の出番はこのレストランにはないから、ご安心ください。