Sunday, March 18, 2007

桜もちの葉のチーズケーキ

(また食べ物の話題ですみません。)
僕は桜餅が大好きだ。でもその独特な、欧米に類のない味は「餅」だけじゃなくて、ほかのものにも使えないのかと思って、このあいだチーズケーキを作ってみた。(「桜もちの葉」は成城石井で見つけたが、350円の一つのパックにはなぜか28枚、というずいぶん半端な数が入っている。)

で、結論から言うと、香りはとてもいいが、味はあまりチーズケーキに移らなかった。また、葉っぱはフォークでなかなか切れないから、葉っぱをはずして食べるしかないので、味は結局どちらかというと普通のチーズケーキになった(それもうまいけど)。片手に葉っぱをつまみながらチーズケーキはあっという間に食べてしまったけど。

Cherry Leaf Cheese Cake
"Sakuramochi" is a seasonal Japanese delicacy that I'm very fond of. It's made with cherry leaves wrapped around a generally sweet sort of bean paste cake, but it's the leaves themselves that are the dogs bollocks. Not flowers, but leaves from the cherry tree, pickled in brine! This might sound awful and there is certainly nothing like it that I can think of in Europe (Turkish delight with a pinch of salt?), but the saltiness adds a very interesting tone both to the flowery flavor of the leaf itself and to the cake, which would otherwise be rather bland.
Anyway, I wanted to try something different with these leaves and made a cheese cake (above).

*

チーズケーキのあとも、葉っぱがいっぱい残っていたから、今度何にしようかと思って、昨日、「チキンの桜もちの葉巻きに桜色のリゾット」を作ってみた。(リゾットのほうは少量の赤ワインで色を付けた。)これもなかなかいけるよ!
Chicken wrapped in cherry leaves with pink risotto

葉っぱはまだいっぱいあるから応用編は続く。

Thursday, March 08, 2007

食べ物の色色

しばらく調子が良くなくて、おまけに仕事が忙しすぎたから、ほとんどどこへも行っていないし、面白いこともやっていないから、ブログもアップデートしてない。すみませんでした。調子のほうはやっとよくなったかなと思うが、過労死気味の仕事はまだ数週間続きそうだ。しょうがないね。
でも元気をつけるためにはちょっとカラフルな話題にしようと思った。これは最近、うちで登場した食べ物の。(全部いっしょにたべたわけではない。)
まず、イカ墨のタリィアテッレとベーコンと菜の花とチェリートマトと半熟卵。おしゃれでしょう?味は意外とあっさりだけど。
これはこのあいだ日本人の友達に食べさせたスウェーデン風のサンド。上のほうはスウェーデン語で「キャビアー」というんだけど、実はちょっとスモークしたたらこなのだ。うまくて、日本にも受けそうなのに、どこにも売っていない。(数年前は紀伊国屋でノルウェー製のブランドを売っていたけど、なぜか販売中止になってしまった。というわけで、こういうのを日本で食べたかったら、わざわざスウェーデンから持ってくるしかない。)
下のほうは自家製の「グラーヴラクス」。これもまたスウェーデンの名物で、スモークサーモンじゃなくて、生の(刺身用の)サーモンを塩、砂糖、湖沼とディルに一晩漬けておく。ちょっと時間が足りなかったのか、本当はもう少し淡い色になるはずだが、十分おいしかった。
最後はその友達のひとりが持ってきたイチゴ。僕がそれをなんとなくラーメン用のどんぶりに入れたら、変といわれた。そんなに変かな?