Wednesday, October 21, 2009

Halong Bay

ハノイから2泊3日のツアーでハロン湾へも行った。昔は静かで神秘的だっただろうが、今は世界遺産に登録されているし、外国人の観光客だけで年間200万人以上が訪れるそうだ。(さらに、ヴェトナムのバカンスの季節には相当な数のヴェトナム人も加わるらしい。)計算すると外国人だけでも、平均で1日6000人ぐらいで、そんな人を運ぶために600隻もの船が運営されている。
というわけで、もうあまり静かじゃないし、水面には油やゴミが浮いたりするし、「霞の中の島々」は実は「霞」じゃなくて、ハノイやハイフォンの産業地帯からのスモッグなんだけど... やっぱりいいところだ!
船はピンからキリまであるが、僕が乗ったのはこれだった。「デラックス」のはずだったが、まあ、そこまでは行かないな。悪くはなかったが、料理は案外「普通」だった。
ちなみに、船はほとんど昔の商人の船の形をしているが、みんなこの10年できたものばかりだ。また、帆をするのは広告の写真を撮るだけみたい...
Islands in the smog
夜、みんなが泊る入江はかなり混んでいた。
船の周りに、飲み物を売る女性の小舟がパパラッツィのようにうろうろしていた。
"Wanna buy something? Cold beer? Water?"
水の中に泳いでいる時もやってくる。そこでかなりすごいことに気がついた。ヴェトナムの札は1万VND(訳50円)以上のものはみんなプラスチック製なのだ!つまり、濡れても全然問題ない。だから、泳ぎながらでもビールを買う人がいた。
いつものように、夕陽の写真を撮ろうとしたが、スモッグのせいであまりきれいにならなかった。

生まれて初めてシー・カヤックもやってみた。想像していたよりずっと簡単だったから、2日目は4、5時間も。この写真をカヤックから撮ったから、映っているカヤックに乗っているのは自分じゃないが、そんな感じだ。あのアーチの向こうには完全に囲まれた海の中の池のようなところだ。
Sea kayaking
その二日目はもっと静かな所へ行って、数百人が暮らす水上の村などをカヤックで回った。ここはその村の学校で、ちょうど先生たちのランチの時間だった。生徒たちはみんな小学生だった。やっぱりそこを卒業したらもう働くのか、陸の町の中学校へ行くしかないでしょうね。
Floating school in floating village

3 comments:

antony sansho said...

お久しぶりです。
ハロン湾には8月に私も参りました。
お書きになっているように、海上のゴミが気になりました。
私のブログで旅行記をチェックしてみてください。

http://member-6p0109815a0158000d.vox.com/

別にコメントは必要ありませんから。

石踊

Kusagauma said...

こんにちは。
それもいろいろと大変な旅だったみたいだね。あのチワワの話は笑っちゃった!でもやっぱりそのブログにコメントを書く仕組みが面倒くさそうだ。

例の楽器は「ダンバウ」というものだよ。僕は初めてヴェトナムへ行ったとき買って、ここにあるけど、弾くのがあまりにも難しくてあきらめている。付いていた教科書はヴェトナム語のみということもあるし。

antony sansho said...

おお、コメント返してくれてありがとうございました。私の旅は、出血はしませんでしたので、貴方の旅ほどハードではありませんでしたよ。

ダンバウは、右手の小指の外側でハーモニクスを出してから左手でベンディングして音程を作る楽器だそうで、知り合いが演奏しているところを最近見ました。次回、ベトナムに行ったら、絶対買ってこようと思っています。