Tuesday, September 08, 2009

最後の静かな日

明日の朝から攻撃が始まるんだって。家、環境、そして常識への攻撃。
緑をはがして、積極的に環境を壊すために工事現場の周り(つまり僕の玄関の1メーター先)に柵を作るが、その柵の板はやっぱりマレーシアあたりの熱帯雨林を丸刈りして、わざわざ日本に運んできたものだそうだ。温暖化なんかなんのその。

やろうとしていることのものすごい矛盾に関して役所の人に指摘してみたが、「われわれ(治水事務所)は防災をやっている。環境保護は別の部。」とのこと。家の後ろにある別の崖の崖プチのぎりぎりのところに立っている、地震が起きたら石なんかより真っ先に落ちてきそうな無許可の数階の「ヴェランダ」を指摘したら、それもやっぱり「別の部の管理」ということだった。もちろん部と部のあいだの話はまったくないでしょうね。横浜市は「みどり税」を納めて、神奈川県は環境をはがす、と同じように。

今朝の(朝日)新聞には数ページにわたる「地球環境フォーラム」の立派な発表も鳩山さんの「温室ガス25%削減」の公約も紹介されたが、から騒ぎだけだ。国際的に偉そうな発言をする前に、まず地元で役所の連中がどんなとんでもないことをしているのかを考えたほうがいいんじゃないでしょうか。そうしないと発言には何の信憑性もない。
環境保護ができる前に、まず今の時代遅れの役所を解体しないとどうにもならない。意識改革がひつようだ。しかし、日本の現実はあいからず「環境保護」よりも「官僚保護」でしょう。なさけない。

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