Friday, June 22, 2007

東京の夕日

東京でも面白い夕日をたまに見ることができる、公害のおかげで。これは先日の新丸ビルのバルコニーから。


それとは全然違うことなんだけど、またも旅行に行ってきちゃう。こんどは1ヶ月の里帰り(=スウェーデン)。今年は予約を取るのが難しかったからいろいろ遠回りをしなきゃいけないけど、それはどうにかなるでしょう。一番たいへんなのは成田まで。明日の朝11時のフライトに間に合うためにあと5時間で起きなきゃいけない。まだ寝てもいないのに...

Thursday, June 21, 2007

Treehouses

うあ~、また体調を崩して、そしてまた忙しくなちゃったからしばらくアップデートしなかったみたい。すみませんね。
とにかく、先週は新宿のオペラシティーでやっている(建築家の)藤森照信の展覧会を見てきた。でもなにを言えばいいのでしょう。建物の形や素材やフィニッシュのいろんな新しい発送は確かにとても面白いが、この前の銀座のHERMESでの彼の展覧会もそう思ったように、茶室はねえ... 全然、僕のような身長の人には合っていないなあ。おまけに展示場にはにじり口まであって、入るのに相当苦しかった。
また、藤森さんの tea house である tree house の原型のようなものをこのあいだラオスで見たよ!(藤森さんも同じようなものを見たのかな?)ある半人工的な民族村(半分、その民族が住んでいる博物館のようなもので、半分「エコ・リゾート」)の間中に建っていたが、実は村のラブホテル!...とはちょっと言いすぎか。
話によると、あの民族の年頃の娘が結婚相手を選ぶとき後ろに見える家に入って、村の男たちが順番にその家の壁にある穴に手を入れて、女の子は相手の顔を見ないで声も聞かないでその手の「感じ」だけで相手を選ぶのだ。よく働くような人の丈夫そうな手が理想ですって。(実は、そんな場面が70年代流行っていた共食い族の映画の Il paese del sesso selvaggio (Umberto Lenzi 監督)にも登場するので、話を聞いたとき僕がすぐわかった。とんでもない映画を見ることはたまに意外なところで役に立つね。)
そのあと、女の子とそういうふうに選んだ男がいっしょにトリーハウスに上るが、最初の夜は喋るだけ。セックスをしてはいけない。(「休憩」のオプションがないラブホテルだ。)二日目はちょっと触ってもいいが、やっぱりセックスをしてはいけない。3日目で初めてOKだ。その理由は、恐ろしい呪いがかかっていて、その前にしてしまったら、、二人の家族や親戚がみな死んでしまう、と思われている。

しかし、藤森さんの自然っぽい建築の世界から外に出たら、初台にも恐ろしい呪いがかかっていたように見えた。