Sunday, May 14, 2006

Say "Cheezu"

英語圏では、人の写真を取るとき "say 'cheese'" をいうよね。それは別にチーズが好物だからというわけで全然なくて、ただその音で笑顔が自然にできてしまう。日本人は例によって意味を無視してその形だけをまねて「チーズ」というんだが、その「ズ」の音で笑顔なんかになるはずがない。今はともかく、その習慣が始まったときは日本人のほとんどにとってチーズは好物どころじゃなかったでしょうし。(もっと昔、つまりアメリカの属国になる前どうだったんだろう、と一瞬考えてけど、当時では撮影時間が長かったから、作った笑顔じゃなくて、みながまじめな顔でじっとしていたのだ。)

ではほかの言語はどうだろう。
たとえばスウェーデン語では "omelett" (オメレッ)をいう。それは英語と同じように、その音で微笑ができちゃうだけで、別にスウェーデン人にとって、オメレッツには特別な愛着があるわけではない。
中国語では "quizi" (発音は「チェズ」で、意味は「茄子」)だそうだが、たぶんこれも英語の影響だろう。
でももっと国柄が出る言語もある。
韓国語では「キムチ」をいう。なっとく!
フランス語では "appétit" (発音は「アプティー」、意味は「食欲」)。
英語圏の中でもヴァリエーションがある。ラスベガスでは "money" をいうらしい!それもなっとく!
スペイン語ではなぜか「ウイスキー」をいう。それが題名のおととしのウルグアイの映画もある(個人的にガッカリした映画なんだけど)。

それ以外の言語の言い方を知っていれば、教えてください!

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