Wednesday, October 21, 2009

Halong Bay

ハノイから2泊3日のツアーでハロン湾へも行った。昔は静かで神秘的だっただろうが、今は世界遺産に登録されているし、外国人の観光客だけで年間200万人以上が訪れるそうだ。(さらに、ヴェトナムのバカンスの季節には相当な数のヴェトナム人も加わるらしい。)計算すると外国人だけでも、平均で1日6000人ぐらいで、そんな人を運ぶために600隻もの船が運営されている。
というわけで、もうあまり静かじゃないし、水面には油やゴミが浮いたりするし、「霞の中の島々」は実は「霞」じゃなくて、ハノイやハイフォンの産業地帯からのスモッグなんだけど... やっぱりいいところだ!
船はピンからキリまであるが、僕が乗ったのはこれだった。「デラックス」のはずだったが、まあ、そこまでは行かないな。悪くはなかったが、料理は案外「普通」だった。
ちなみに、船はほとんど昔の商人の船の形をしているが、みんなこの10年できたものばかりだ。また、帆をするのは広告の写真を撮るだけみたい...
Islands in the smog
夜、みんなが泊る入江はかなり混んでいた。
船の周りに、飲み物を売る女性の小舟がパパラッツィのようにうろうろしていた。
"Wanna buy something? Cold beer? Water?"
水の中に泳いでいる時もやってくる。そこでかなりすごいことに気がついた。ヴェトナムの札は1万VND(訳50円)以上のものはみんなプラスチック製なのだ!つまり、濡れても全然問題ない。だから、泳ぎながらでもビールを買う人がいた。
いつものように、夕陽の写真を撮ろうとしたが、スモッグのせいであまりきれいにならなかった。

生まれて初めてシー・カヤックもやってみた。想像していたよりずっと簡単だったから、2日目は4、5時間も。この写真をカヤックから撮ったから、映っているカヤックに乗っているのは自分じゃないが、そんな感じだ。あのアーチの向こうには完全に囲まれた海の中の池のようなところだ。
Sea kayaking
その二日目はもっと静かな所へ行って、数百人が暮らす水上の村などをカヤックで回った。ここはその村の学校で、ちょうど先生たちのランチの時間だった。生徒たちはみんな小学生だった。やっぱりそこを卒業したらもう働くのか、陸の町の中学校へ行くしかないでしょうね。
Floating school in floating village

Thursday, October 15, 2009

ヴェトナムの難民

うるさい工事のせいで家にいられないから、ヴェトナムへ逃げてきた。ヴェトナムは以前、2003年ごろ一回行ったことあるが、そのときは旧南ヴェトナムのほうを回って、今回のハノイとハロン湾は初めてだ。
しかし、ちょっと予想外の旅になってしまった。雨の台北経由で行ったが、ハノイ空港に着いたらいきなり大けがをしてしまったし、最後の夜はお金が盗まれたし、その間には服のままで海に転落するハプニングもあったが、それでも結構楽しかった。
そもそもハノイやハロン湾が気になったのは、「夏至」という僕のとても好きな映画がそこが舞台だから、といことが大きい。ただ、そののんびりした映画の撮影は2000年ごろだったが、そのあとはハノイもハロン湾もものすごく変わってきたらしい。僕が2003年見たヴェトナムからもだいぶ変わった。まず、そのときあまり見かけなかった一般人の車が非常に増えた。バイクが相変わらず中心だが、今はバイクの群れの中に大型車や高級車もかなり混ざっていて、狭くてごちゃごちゃしている道をさらに混雑してしまう。また、もともと難しかった道路の横断が至難の技になってしまった。信号は少ないし、あっても無視する人も多いから、止まってくれることを待っていたら永遠に渡れないから、一定のペースでさえ歩いたらバイクはどいてくれる(戸惑ったり、途中で止まったりするとかえって危険だ)。ヴェトナムのとなりに横断するのが一番無難だ。しかし車はやっぱり怖い。まさにまだ貧乏な国にBMWで走り回っているなり金の連中は止まったりどいたりしてくれるとは思えない。
Wide crossing with accidental pineapple
Normal Saturday night traffic

Street crossing in Hanoi.
Note the rather incongruous soundtrack piped through the city loudspeakers.

朝からのクラクションの騒音もすごい!最初の2泊は路地に面している部屋に泊っていたが、かならず6時前に車の音で起こされてしまった。(ちなみに、ハノイは早起き早寝みたいだ。朝はうるさくても、夜10時ちょっとすぎにはもうほとんど真っ暗で、道を歩いているのは最後の一杯のための飲み屋を探す観光客ばかりだった。)
ハノイの旧市街のすべての路地には樹木が生えているから、「きれい」とは言えないかもしれないけど、とても親しみやすい街だ。日影が多くて、空気はそんなに悪くないが、そこから一歩出るとスモッグは半端じゃない。ハノイはやっぱり大きな産業地でもある。(そのせいで風景の写真はみんな汚く見えて失敗した。)
Hanoi T-shirts
(Apparently "lua moi" means "dog meat" in Vietnamese -
for a while I was worried it might mean something nastier.)


この「犬肉が大好き」のTシャツを買ったお店で、「犬もいいけど、猫のほうがおいしいよ!」と別の客さんに言われた。(オランダ人のカップルだった。)ハイフォンで4品の猫ディナーのフルコースを食べたそうだ。ハノイには見当たらなかったけど。

ハノイの食事については後で書くが、一つの面白い飲み物は「ビア・ホイ」という生ビール。街角の壁の穴のようなお店で、直接タンクからホースでグラスに入れて売っているビールで、客は15センチほどの低いプラスチックのいすに座って、周りに座っている人としゃべったり仲良くするのが楽しい。朝作ったものは次の日までもたないから、タンクが空っぽになったら終わり。1杯は15~20円とバカ安いが、質はちょっと怪しい。「4~5杯飲んだらぜったい頭痛になるよ!」と言われたけど、僕は大丈夫だった。有名な「ビア・ホイ・コーナー」(以下の写真)でのビールはかなり水っぽくて、やっぱり観光客ばかりだったが、人を見るのにはいい。地元の人が行くところのほうは当然うまい。そんなわけで、毎晩ハシゴになった。
Bia hoi polloi
Party person - before and after a couple of bia hoi


(つづく)

ところで、せっかく逃げた工事は僕がいないあいだ日本の悪天候のせいで予定されたように進まなかったらしくて、戻ってきても朝から晩までうるさくてしょうがない。そのせいでいまだに昼間は家にいるのが厳しいから、無駄にどこかへ出かけてぶらぶらしかない。仕事もできないし、疲れるし、余計にお金がかかるし、ブロッグのアップデートも後回しになってしまった。もううんざり!

Thursday, September 17, 2009

公共事業難民

今日はさらにひどい。あまりの騒音で仕事するどころか、ほとんど家に入れれない。このビデオは冗談じゃないよ。

埃もすごい。部屋中に土のにおいがして、外に置かれている自転車だけじゃなくて、部屋の中の床やパソコンや書類にも、そして自分の皮膚や鼻の穴の中にも細かい埃がしみ込んでいる。こんな生活はとてもできないよ。
長年、あんなに日本が好きだった僕が急にものすごい日本に対する不信になってしまった。もちろん、日本人は今でも好きだし、食べ物が世界一といことには変わりがないが、この「クニ」という化け物はろくなものじゃない。平気で自然を壊したり、人にとんでもない迷惑をかける暴力団にすぎない。いざという時には何の役にも立たないし。やっぱりこの国は人間のためのものじゃないね。
Adding insult to injury, after killing off all natural life,
the prefecture tries to improve its image with cutesy cartoon animals
- in a bloody car!
今日はおまけに柵に貼ってあるこの屈辱的な絵を見つけた。県が自然を壊して、生き物を全部殺してから、かわいい動物の絵で「イメージ」をアッピールしようとしているんじゃないですか。その矛盾に全く気がつかない責任者の認識のなさに呆気にとられるばかりだ。本当の自然や生きている動物の代わりにアニメのキャラクターですか?しかも自然に適した生活を無理にして、車に乗っているアニメのキャラクター?バカヤロー!

そんなわけで、逃亡するしかない。一番うるさい期間はまだ数週間続くから、再来週の9月30日~10月8日、ヴェトナムへ行ってくることにした。ヴェトナムからの難民じゃなくて、ヴェトナムへの難民だよ。本当は、例年は今の時期が日本での一番好きな季節なのはずなのに別に海外へ行きたい時期じゃないけど、しょうがない。ここにはいられないから。

Sunday, September 13, 2009

Desolation boulevard (with barking dog)


The last tree standing is scheduled to be cut down tomorrow...

... while I guess that this eyesore (and earsore, with dog on top) will have to be reinforced at the taxpayers' expense, now that the trees that used to prop it up have been removed. Note how it actually bends outwards over the edge. It sort of makes me wish for a nice little earthquake within the next couple of days, now that all hell has broken loose anyway.

Thursday, September 10, 2009

The assault on reason has commenced

The government-ordained assault on my home, the environment and common sense started yesterday.
Having promised to work 9-18 rather than 8-17 (as I tend to work until midnight, that extra hour of sleep in the morning is absolutely crucial), the workers of course showed up at around 8.15, parking their trucks and loudly shouting just outside my window, and then started the day with planting a mobile toilet just outside my door.
For the first couple of hours I wasn't able to get out at all, and when I finally did, it looked like this.
And at the end of the day it looked like this. A lost butterfly fluttered away and an even more lost crab walked around, but no more of those. All life must be extinguished.

Interestingly, I made a comment to the foreman about the sound of the cicadas, which are (or at least have been, until now) rather loud around here - but he couldn't hear them at all (and he is far from Zarah Leander's age). Apparently, the work is severely detrimental to the workers' hearing as well.

Note the flimsy four-storey structure perched right at the edge (or even slightly beyond the edge) of the cliff. If anything whatsoever is going to tumble down during an earthquake, it's that piece of hobby architecture, for which I seriously doubt any construction permit has been issued. That "building," however, is owned by a particularly obnoxious asshole who also owns part of the slope and is actively promoting the destruction. The reason I call him an asshole is that he keeps a dog on a leash on the tiny terrace on top of the tower, a dog that has been barking from dusk to dawn most every day for the past two years, echoing in the valley below. This is not really the dog's fault, of course; perhaps it's the heat or perhaps the leash is too tight, but it seems to be in pain. However, when I complain to the owner about this, he has the audacity to claim that the dog only barks when "people are visiting," conveniently ignoring all the times the dog barks when the owners are away, or have their TV turned on too loud or just don't care. In any case, he refuses to do anything about it. People like that shouldn't be allowed to keep a dog, but instead they have the power to bring about environmental destruction in the capacity of landowners.
I asked the representative from the prefecture about the (real) danger of his permit-less building falling down, as opposed to the (mostly imagined) risk of a mudslide, but was told that "construction permits are handled by a different department." Environmental protection, of course, is handled (or at least, the tax money set aside for that purpose is handled) by yet another section.

This morning, the work continued on the final section of the greenery.
Tomorrow, they will set up a fence around the site (and again, just outside my door so that I will barely able to squeeze in). To add insult to injury, this fence will be made, as is customary in Japan, of virgin timber from Malaysian and Indonesian rain forests.

Just this week, Prime minister elect Hatoyama promised to cut Japan's greenhouse emissions by 25%. Well, how the hell does he suppose he is going to accomplish that, with the prefectural bureaucracy still commissioning hundreds of environmental disasters like this?

Tuesday, September 08, 2009

最後の静かな日

明日の朝から攻撃が始まるんだって。家、環境、そして常識への攻撃。
緑をはがして、積極的に環境を壊すために工事現場の周り(つまり僕の玄関の1メーター先)に柵を作るが、その柵の板はやっぱりマレーシアあたりの熱帯雨林を丸刈りして、わざわざ日本に運んできたものだそうだ。温暖化なんかなんのその。

やろうとしていることのものすごい矛盾に関して役所の人に指摘してみたが、「われわれ(治水事務所)は防災をやっている。環境保護は別の部。」とのこと。家の後ろにある別の崖の崖プチのぎりぎりのところに立っている、地震が起きたら石なんかより真っ先に落ちてきそうな無許可の数階の「ヴェランダ」を指摘したら、それもやっぱり「別の部の管理」ということだった。もちろん部と部のあいだの話はまったくないでしょうね。横浜市は「みどり税」を納めて、神奈川県は環境をはがす、と同じように。

今朝の(朝日)新聞には数ページにわたる「地球環境フォーラム」の立派な発表も鳩山さんの「温室ガス25%削減」の公約も紹介されたが、から騒ぎだけだ。国際的に偉そうな発言をする前に、まず地元で役所の連中がどんなとんでもないことをしているのかを考えたほうがいいんじゃないでしょうか。そうしないと発言には何の信憑性もない。
環境保護ができる前に、まず今の時代遅れの役所を解体しないとどうにもならない。意識改革がひつようだ。しかし、日本の現実はあいからず「環境保護」よりも「官僚保護」でしょう。なさけない。

Monday, August 31, 2009

自然が嫌いな日本人

やっと新しいパソコンがなんとか使えるようになって、もうそろそろヨーロッパの楽しいリポートを書こうと思っていたところ、とんでもない緊急事態が発生した!なんと、9月(つまり明日)から、長年住んでいたアパートの隣に、しかも玄関から1メーターしか離れていないところに、いわゆる「公共事業」が始まります。しかも、なにかを作るのではなくて、「防災」の名目の環境破壊なんです!
そんなことを先週はじめて知った僕が1月中旬までの4ケ月間もの昼間(8時~17時)には家にいることがほぼ不可能になって、睡眠・仕事・生活のものすごい障害と経済的な損になるという個人的な問題はもちろんのこと、税金の無駄使いになるし、そして環境に対する犯罪なんです。あまりにもばかげていて、ひどいんですよ。
家の隣には昔から崖とその上の小さな「山林」がある。それを今突然誰かが「危険」だと決めつけて、「県」という暴力団が建設会社に発注して、その崖を丸刈りすることにした。ところが、僕が20年もここに住んでいるが、落石なんか見たことないし、向かいの家の人は子供のころから半世紀もここに住んでいて、落石が起きたことがないって。ここはぼろぼろのアパートだが、唯一の魅力は静さと豊かな緑だ。しかし今は4か月の騒音のあげく、その緑がなくなってしまう。そんなことが許されるんですか。

The green slope right next to my apartment today...

... and THIS is what the prefectural authorities want it to look like!

実は、今年の春に100メーターぐらい離れたところに似たような工事が行われた。数カ月にわたって、緑をはがして、山を削って、コンクリートを流した、といった、そこまでは日本の代表的な「公共事業」のパターンだが、最後に飾りとして型で使った、真っ白のコンクリートの偽物の「石」を付けて、立派な看板を立てた。できた日こそはピカピカだったが、三週間たたないうちに、中から流れる汚れた水で公衆便所としても恥ずかしい、写真にご覧のようなありさまになった。でも県の連中はそれに何の違和感も持っていないみたい。「今のほうが安全だからきれいだ」、と本気でいっているみたい。冗談じゃないでしょう。やっぱり日本人は自然が大嫌いだね、と再び確認した。おまけに、以前はみどりが日陰になっていたのに、今年の夏はその「石」がオーブンのように温まって、温度は5度ぐらい上がってしまった。「温暖化」とか「エコ」とか「環境保護」とか、そんなのを聞いたことないの?

不思議なことに、この工事は県が勝手にやっているわけじゃなくて、なんとここの町内会がお願いしたそうだ。最初は信じられらかったが、ちょっと調べたら実はそうみたい。数年前、なにかの説明会があったそうで、年寄りたち(ばかり)はこんな工事を望んでいたが、もうちょっと若い人たちはそうでもなかったらしいんだ。「一人でも反対したらやらない」と県の人が言ったそうだが、本当は反対した人でも「近所付き合いのため」とか周りの圧力で署名せざるをえなかったんだ。そして今は県が偉そうに「皆の依頼でやっています!」というが、一番近くに住んでいる僕の意見なんかは一切聞いていないし、その町内会のメンバーに誘われたことないし、その数年前の説明会のことも先週始めて知った。和風の民主主義だね。そして今になって、もともと反対した人もちょっと反省した人も「もう県が決めたからしょうがない」としか言わない。本当に情けない。
しかも矛盾だらけです。ここの大家さんも今は「落石が怖い、怖い!」といっているけど、本当にそう思っているなら、どうしてこんな場所にアパートを建てたのだろう。また、「怖い」という年寄りたちは毎朝早くその「怖い」緑の下に集まって大声でしゃべったりして、僕を起こすんだが、別に恐れ恐れにそこに集まるわけじゃなくて、そこが一番涼しくて気持ちいいからなんだ!何を考えているのだろう。
自然の大切さは誰一人も考えていない時代遅れの人ばかりだ。
Dangerous flowers are to be replaced...

... with beautiful concrete

やっぱり日本人は自然が嫌いだ。花も蝶々も鳥も、そんなのが聖なる公共事業の邪魔なら「しょうがない」としか言えない民族だ。
僕は仕事でときどき観光パンフレットなどを翻訳することもあるので、「日本人ほど自然を愛する国民がこの世の中にいない」のような自画自賛の文書をうんざりするほど翻訳してきた。でも本当はその正反対だ。日本人は自然が怖くて大嫌いなのだ。好きなのはもっぱら整ってある庭園やテーマーパークのような人工的な偽物の「自然」で、本当の自然やその大切さには何の興味もない。ここの金沢区にも、バブルのころだったっけ、自然の森を剥がしてその代わりに「自然公園」というのを作った。整った列の名札付きのかわいい木や茂みに人工の池とかそういうの。そして案の定、メンテナンスのお金がなくなって、今は半分以上が誰も行かない、さびれたさびしいところになってしまった。

でもここのことに戻ろう。明日以降は家にいられるかどうかわからない。えらい迷惑をかけるくせに何も知らせてくれなかった県のほうは「ご協力お願いします」としか言わないで、僕にとってものすごい精神的なプレッシャーや(たぶん)数十万円の金銭的な損傷になるのに、損害賠償を払う気が全くないらしい。緊急に引っ越しするという話も浮かんできたが、書籍などのものも多いし、ボツくんのこともあるしそんなに早く引っ越しできるわけがない。それにかんしてもまたちょっとひどい話になった!多分親切のつもりだと思うが、かなりお節介な大家さんは僕を助けるために近くのほかの物件を紹介してくれたが、ほとんどのところは汚くてしょうがない。みんなあんなところに住んでいるの?と僕がちょっとショックを受けて大家さんに聞いたが、「まあ、学生さんはしょうがないね」と。でもあんなところに住みたくないよね。今のところは古くてぼろぼろかもしれないが、全然汚くはない。「やっぱりそんなにすぐに引っ越しできないよ」と僕がいうと、大家さんがいきなりサラリーマンの突然の転勤や兵隊の突然の派遣命令のような話を持ち出して、日本ではそんなのが当たり前だ、のような、まるで「平の人は素直に企業のわがままやお偉いさんの気まぐれに従うべし」といった大金持ちの人の特有の封建主義的な考え方が丸出しだ。ちょっと頭にきた。もちろん、日本のばかげた得意技である「我慢比べ」の話もでた。いやだな。だからこそ僕はサラリーマンなんかやりたくないじゃん!

とにかく非常に困っている。この1週間は怒りと戸惑いでほとんど寝ていないし、これからの数カ月もおそらくちゃんと眠れない。

The Nature-Hating Japanese

For the past 20 years, I've lived in a tiny, crammed apartment on the outskirts of Yokohama. Apart from habit, the merits aren't really that many: it's comparatively cheap, I can stand up straight in the bathroom (this is very rare in Japan!), but not least it's quiet and peaceful, and there is a lush, green slope just outside the door, providing shadow and cool in the summer.

But not for much longer. Now suddenly the prefecture in its infinite wisdom has declared this slope "unsafe" and decided to ruin my life by spending the next four months cutting down said greenery, shaving off the rock underneath, and pouring concrete down the slope. The din will basically make my home uninhabitable from 8 to 5 every day, making it impossible to work, or sleep, or do anything else really, as the 130 dB noise will occur just about 2 meters away. Apparently this project had been decided upon already several years ago, but nobody had bothered to inform me, even though I'm the one who lives closest to the site. I only found out last week when some workers were lurking around outside my door, inspecting the location, that not only are they going to make a mess of the place, but the works are going to start already this week!

This kind of environmental damage and waste of tax payers' money is very typical of what passes for "public works" in Japan, but what is truly astonishing in this case is that the work is being done according a request by the local community! I couldn't believe my ears, but it turns out that indeed, a group of elderly landowners had lobbied some politicians to take care of all those dangerous cliffs around here as well as the trees that create a nuisance due to falling leaves (I kid you not). Now, while I certainly understand that the Japanese have a healthy respect for cliffs and mountains - after all, dozens of people are killed every year in landslides - no rocks have fallen off this particular cliff during my two decades here, and according to one of my neighbors who has lived here for over fifty years, it hasn't happened during his lifetime either.

Apparently there was a community meeting some years ago (to which I, as a renter and not a land-owner, was not invited and which of course nobody told me about afterwards either) where the prefecture's representative explained that the works would not take place "if even one person objected." This was dealt with in the traditional fashion: my neighbor and anybody else who was really opposed to the project were fooled with false promises of keeping some of the greenery and forced to sign through peer pressure and "for the sake of the community" - and now the prefecture has the temerity to say that the works are being done "on EVERYBODY's request". Japanese democracy in a nutshell.

The problem is not just the noise. Actually, a similar project was completed just this spring about 100 meters away. Pouring raw concrete down the slope would be bad enough, but the prefecture had the bright idea to "decorate" the slope with (apparently quite expensive) molded white fake "rocks" that looked shiny for a day or two while they put up a plaque commemorating their wonderful efforts, but which after only a couple of weeks turned into something that would be a disgrace for a public toilet. The "concrete" photographs above are no joke: they are what those fake rocks put up there in March look like now. This is also exactly what the current grove (the green pictures) will look like in January. Another problem is that while the greenery used to alleviate the oppressive summer heat, the concrete instead serves to raise the heat by some five degrees! But now, at least, it's "safe" and "everybody" is happy. Global warming, anyone?

In a total conflict of interest of which they seem blissfully unaware, the old ladies who initiated the project tend to gather beneath the "scary" trees here, happily yapping away in loud voices, waking me up at six every other morning. Do they seem afraid that the rocks might suddenly start falling down upon their heads? Not at all, they gather there precisely because it is so cool in the shadow.

But why are projects like this allowed to go on in this day and age? Projects that make current buzzwords like "eco-friendly" or "environmental protection" seem like just so much (literally) hot air or empty sales talk. As a translator, I sometimes do tourist pamphlets and the like, and have long lost count of the number of times I have had to translate self-congratulating drivel like "no other people love nature as much as the Japanese." (It's somewhere up there along with the baffling but ever-persistent notion that "Japan is the only country in the world with four seasons.") But not so. On the contrary, few people HATE nature as much as the Japanese! While perhaps only few people positively detest nature with a vengeance, most Japanese have a profound distrust of nature, or simply couldn't care less. The only "nature" that the Japanese like is arranged nature, tamed nature, artificial or fake nature. From traditional landscape gardens and bonsai trees to Disneyland and fake rocks, the trend is clear.

For example, during the bubble years, Kanazawa-ku, where I live, cut down a real forest and replaced it with a “natural park”: neatly lined up trees with cute labels, concrete walking paths, an artificial pond, that sort of thing. Then, of course, the maintenance money was cut short, and now most of the park (apart from the zoo, which is a different story) is a sad and desolate mess. The last time I went, the pond was dried up and I didn’t see a single other person until I came all the way up to the main concourse where the bus stop for the zoo is.

But back to my apartment. All of a sudden, the next couple of months will be sheer hell, and when that is finally finished, it will be a much uglier place and then probably uninhabitably hot by next summer. But moving with one week’s notice isn’t such a simple option either, not with 20 years worth of accumulated stuff, thousands of books, and above all, my cat. My landlady in what I really think is an effort to help me but at the same time is extremely meddlesome has started to introduce other apartments in the vicinity. Unfortunately, most of them have been astonishingly filthy, and the single possible option had the disadvantage that the toilet was so small that my knees did not fit in when I sat down on the seat. Nevertheless, she seems to have decided that I ought to move there, without pausing for a second to listen to what I might think. While we drove around, she kept repeating how “scary” all those cliffs around here are – but if so, why did they ever decide to build apartments in this place?

When I finally managed to get a word in to say that moving was not such a quick and simple affair, not just because of all the stuff, but also because of the interruption in my work, all the unexpected extra expenses, moving phone lines and getting a broadband connection and then all the additional bureaucracy involved with being a foreigner in Japan, she started to regale me with shining examples of Japanese salarymen, who are frequently transferred to other departments across the country or even abroad with only a few days notice, or the military, who of course may be ordered to move instantly. Well, I’m neither a salaryman or a soldier, so please spare me this feudal rubbish. (“Landlord” – now, there’s a feudal term for you!) She also obliquely invoked the traditional but annoying Japanese virtue of gaman-kurabe, a contest of endurance which not only involves putting on a stiff upper lip and grinning and bearing it, but to positively masochistically wallow in your misery, rather like Monty Python’s Four Yorkshiremen. No thanks, please. As I said, she is probably really trying to be kind, but the very rich do not necessarily think like ordinary people do, or care what ordinary people (their servants, workers, renters, underlings, feudal subjects) think.

So now I’m fucked, basically. Should I stay or should I go? Either alternative involves a severe financial loss for which nobody will compensate me, as well as tremendous stress. I need time to think and to consider other options (for example, if I have to move anyway, there are more attractive places than Kanazawa Hakkei) but I haven’t had any chance to look around yet. In fact, I’ve hardly even been able to sleep for the past week.

Tuesday, August 25, 2009

戻ってきたが...

この前(もう3週間も前か?)ヨーロッパやタイから無事に戻ってきたが、なんと旅行の途中でパソコンが壊れてしまったので、なかなかアップデートできなかった。最初はシャットダウンができなくなって、無理やり電源を切ったら、今度はまた付けるの非常に難しくなった。Windowsに欠かせない(またはマイクロソフトによって強制的に行う)「再起動」も無理だった。かなり熱くもなっていて、使っている途中でいきなり止まったりもし始めた。やばい!
日本に戻ってきてからさっそく東芝のサービスに連絡したが、「おそらくメインボードの交換が必要だ。5万円かかりますが...」と言われた。あるわけないでしょ、4年も前のパソコンに5万円もの修理代。とりあえず、ネットでそのモデルの分解の説明を探して開けてみたら(東芝に言わせると、絶対にやってはいけないこと)、ファンが埃で詰まっていたことがわかった。それを取り除いてからはファンがまた順調に動いて、熱くなったり仕事の途中に急に止まってしまったりすることは治ったが、再起動の問題は治らなかった。やっぱりだめだ!
というわけで、完全に死んでしまう前に先週は新しいパソコンを買った。
映画をたくさん見(すぎ)るからFull HD の画面がほしかったが、そんなノートパソコンがまだ少ない。でも今回はあまり待つこともできなかったからとりあえずこの真っ赤なNEC LL750というものにした。少しずつ使えるようにはなっているが、まだ慣れていない部分や思うように動かないソフトが多い。あのこだわった Full HD の画面も実はちょっと微妙だ。DVDや高画質の写真などを見るとやっぱりとてもきれいだが、今まで大丈夫だった「普通」の画質のものが突然ダサく見えるし、ウェブのページやメールなどの画面上の文字があまりにも小さくなっているから目も肩もかなり疲れてしまう。ま、そのうち慣れるでしょう。

Friday, June 26, 2009

海のエジプト展

今日は出発の前の日だが、明日から横浜でオープンする「海のエジプト展」の内覧会へ行ってきた。前の情報を聞いて、まさかテーマパークのようなものになるんじゃないかとちょっと不安だったが、結構楽しかった。なんといっても、展示される、千何百年も海底に眠っていた、掘り出されたばかりのものがすごいから!数はそんなにものすごく多くはないが、質が高い。
これらの5メーターもの巨像は話題を呼んでいるが...
Director of the excavations, Franck Goddio, in front of the 5 meter statues

... 個人的にはこの王妃の像が息するのを忘れてしまうほどすばらしい。こんなレベルの像はこの世の中にはあまり数が多くないと思う。頭がなくても150センチもあるから、かなり背が高い人だったみたい。今日は全然込んでいなかったからゆっくり見れて本当よかった。
Absolutely wonderful statue of a queen

展示スペースのパシフィコは広くて、天井が高くて、日本の普通の展覧会のありがちな窮屈感や展示物の「重なり」がまったくなくて、それもとてもよかった。もちろんテーマパークっぽい部分もあるが、それも案外楽しかった。「ヴァーチャル体験シアター」もよくできたし、変わったプリクラもあったし(実は、撮ってもらって、できた写真が面白かったが、今日は残念ながらそれをスキャンする時間がない。)
また、こんなちょっとした工夫も気に入った。展覧会は全体的に「海底」のイメージなので、順路のいろんなところに「水」の映像が床に映っていて、ところによって魚も泳いでいる。その「水」に足を踏み入れると水が反応して動いたり、音を出したりする。きれいで、ちょっと癒される。(といっても、今日は大人しかいなかったが、実際にオープンするとそこに子供が騒いでいるとあまりぴんと来ないかもしれない。)

Thursday, June 25, 2009

とんでもないお土産

スウェーデンにはうなぎが好きな友達がいる。このあいだ来日したときは残念ながらうなぎを食べるきっかけがなかったので、僕がこんどスウェーデンへ行くときせめて彼にうなぎパイを持っていこうと思った。横浜や東京の物じゃないけど、うわさによると東京駅のどこかにあると聞いて、火曜日行ってみた。
東京駅に着いたら、まず改札口の駅員さんに聞いたが、「中にはないけど、そこにはあるかもしれない」と改札口の外の目の前の売店を指した。全国のかなり変わったお土産を集めた売店だったので期待していたが、うなぎパイこそはなかった。でも変わりにこんなとんでもないものを見つけた。
それをレジに持っていくと、レジのお姉さんが苦笑いして、「私、これを食べたことありますよ!すごいんですよ!」。「どれが一番すごい、というか、一番まずいんですか」と僕が聞くと、さっそく「これ!」、とジンギスカンのやつを指したが、その次の瞬間もう二つの種類について「これらも強烈です」と加えた。うなぎキャラメルならもう少しおいしいんじゃないかと僕が勝手に思っているが、そんなのがなかった。去年食べたうなぎアイスが案外おいしかったとか。
ま、これは「味」よりも話のネタだろうね。友達が喜んでくれることを期待して、持って行きます!
実際の味(と友達の反応)はできればあとで報告したいと思います。

ちなみに、うなぎパイもちゃんと見つけたよ、改札の中の小さな売店で!12個入りの箱で870円。やっぱりあるね。

Wednesday, June 10, 2009

まだ生きているよ!

Limbo dancing under Tatzu Nishi's installation
at Arataniurano

長いあいだ更新しなくてすみませんでした。(最近、いろんな人に言われたから、やっぱり読んでくれる人がいるんだな、ということがわかった。コメントの書き込みがほとんどないからときどきわからなくなってしまう。)2月、3月はとにかく仕事で忙しすぎて、4月は面白いことがいろいろあったが、ちゃんと書く暇がなくてネタがちょっとさめてしまった。(まだ書くかもしれないけど。)5月は新しいことよりもまず溜まっていたネタについて書くべきかと迷っていたけど、なんとなく先送りしてしまった。ま、そんな感じ。

今は夏の旅行を計画しているところだ。6月27日~8月3日はいつものようにタイ経由でスウェーデンへ行ってくるが、ヨーロッパにいるあいだヴェネツィアのビエンナーレへも行くし、リトアニアのヴィルニウスへも行く予定だ(それぞれ2泊3日だけだが)。
ヴィルニウスへ行く深い理由は特にないが、切れるマイレージがあって、あまり多くなかったそのポイントで行ける、まだ行ったことのないところだ。なぜか世界初の青銅のFrank Zappa像がどこかの広場にあることを別として、なにがあるのかはまだよくわからないが、ネット上の旅行ガイドの inyourpocket.com によると "You can't swing a cat in Vilnius without hitting a concert violinist or a hairy gentleman smelling of vodka and claiming to be a poet."* おまけに2009年のヨーロッパの文化首都だ。旧東ヨーロッパだからグルメのことはあまり期待できないが、結構楽しみにしている。

そして今年もライブをやる。7月17日たまたまスウェーデンのLundにいる人は連絡してください!

* すごい表現なので対訳が難しいが、だいたいこんな感じかな:「ヴィルニウスにはちょっとだけでも腕を振ったら、必ずオーケストラのヴァイオリニストや毛深くて、酒臭くて、詩人のふりをする紳士にぶつかってしまいそうだ」。

Tuesday, February 03, 2009

また Laos

またラオスへ行ってきた。今回の目的地はラオスの間中あたりのド田舎の川が流れるKonglor という洞窟だったが、まだそんなに知られていないし、ちょっと行きにくいところにあるから観光客がまだ少ない。でもやっぱりちょっと行きにくいから、今回の短めの旅(8日間)はかなりハードになってしまったが、しょうがないね。
まずバンコクまで飛んで、深夜についた。一日バンコクを回ったりした後、次の日の早朝の4時45分(!)また空港へ行って、タイの国内線で北東のナコン・パノムという町まで飛んで、ミニバスで町の中心部まで行って、フェリーでメコン川を渡って、ちょっと面倒くさい入国手続きをしてからやっとラオス側のThakhekという町に着いた。でもそこからはさらに遠くて、一日バスやソーンテーウ(以下参照)に乗ったりして、やっと泊まるところの Sala Hinboun にたどり着いたのはもう夕方だった。(そしてくたびれていたから12時間以上寝てしまった。)

でもちょっと行きにくくても、本当にすばらしいところだ、と次の朝わかった。この3つの写真は泊まっていた部屋のヴェランダから撮った。



Views from my veranda at Sala Hinboun

実は、この宿は一昨年泊まっていた Sala Done Khone と同じ系列で、そのときオーナーと話して、このヒンブン川と洞窟は彼の一押しのスポットだったのだ。文化遺産などもいいけど、なにもないこういった非常に素朴なところもいいな。

ここに来る理由は Konglor Cave という、7キロもの長さの洞窟。二日目は同じところに泊まっていたイギリス人のカップルと一緒にその洞窟へ行ってきた。(ちょうど都合がよかった。ボートは小さくて、客さんは3人までだから。)まずは宿から2時間もその小さなボートで川に上って洞窟のほうまでいったが、景色はのどかで、ものすごくきれいで、山もあるし、水牛や水鳥や豚や山羊もいるし、ときどき遊んでいる子供や川に洗濯する女性もいるし、全然飽きない。乾季だったのでところどころ浅すぎてボートから降りて川を歩かなきゃいけないところもあったが、それも気持ちよかった。
洞窟に着いたら、こんどは別のボートに乗り換えた。同じようなものだが、洞窟専門のガイド付き。
The entrance to Konglor Cave
洞窟に入ると、すぐ真っ暗になった。後ろに座ってるボートの運転手や一番前に座っているガイドはもちろんライトを持っていたが、それ以外は本当に真っ暗だ。でも見るものがないと思ったらそうでもない。自然にできたトンネルだが、窮屈なところがなくて、上を照らすと天井が意外と高いことがわかった。洞窟の中にもところどころ浅すぎて、闇の中でボートを降りなきゃいけなかったが、ガイドさんの案内のおかげで大きな穴には落ちなかった。(浅いところもあれば、かなり深そうなところもあったようなきがする。)
洞窟に入ってから30分ぐらい走ったところでボートがとつぜん止まって、ガイドさんが岩の上に駆け上ってスウィッチを入れた。いきなり闇がディズニーランドのような風景に変身してしまった。

Konglor Disneyland

びっくりした。そのスケールは半端じゃない。もちろんディズニーランドと違って、自然にできたものなんだ。後でわかったが、この照明設備は去年の11月、つまり2ヶ月前(フランスのお金で)できたばかりだそうだ。 そもそも7.5キロものこの洞窟は16世紀ごろに発見されたが、モーター付きのカヌーで始めて通ったのは2002年だそうで、つまりそれもつい最近のことだ。
さらに30分走ったら向こうの出口が見えてきた。
そこでまたびっくりした。なんとこの山をさっきくぐったんだ!
The mountain I had just traveled under

向こう側にはちょっと休憩したり、お弁当を食べたりしてから同じルートで戻った。帰りは下りだから若干早かったが、それでも宿までは3時間以上かかった。でも反対方向から見ても景色はとてもきれいで、本当に最高の一日だった。

次の日はのんびりして、ちょっと散歩したり、ヴェランダで本を読んだりしてから夜は洞窟の入り口付近で村祭り(=酒盛り)だったが、その話は別のときにしよう。

*

行きは長かった、と上に書いたが、実は帰りがもっと長かった。地図の上では Konglor から Thakhek まではそんなに遠くないように見えるかもしれないが、山だから道路で200キロぐらいにもなってしまう。それをずっとソーンテーウで...
ソーンテーウというのは変更されたトラックのことで、タイ語で「2列」の意味だそうだ。(硬い席に向き合っての2列に座るから。)ラオスやタイなどの田舎のバスの代わりのもので、時刻表はかなりアバウトで、「いっぱいになったら」出発する。ところが、西洋人や日本人の感覚では8人ぐらいではもう満席だろうと思うし、10人ではすでにちょっと窮屈だが、まだまだだ。20人を平気に入れてしまう。一時的には30人も同時に乗っていた!もちろんほかの荷物も家具も肥料や豚のえさも...
そんな感じで6時間も乗っていた。足を動かすこともできなかったし、奥のほうに座っていたから途中でトイレへ行くなんかはまったく無理だった。ラオス人にとってそれはごく普通のことかもしれないが、長い足の僕にはエコノミークラス症候群寸前だった。(かなりやばかった。)もう数日はたったが、おしりが未だに痛い...

でも途中でいろいろを見たから、面白くなかったわけじゃない。ラオスの道路は非常に埃っぽいけど、風景がきれい。
こんな山も超えた。残念ながらビューポイントで止まってくれなかったけど。
乗っているほかの人も印象的だった。この農民のおばあちゃんは最初はテロリストや銀行強盗の人が被る種類の顔を隠すニットの帽子を被っていたが、撮影のときそれを頭の上に上げてくれた。そして貧乏の国のラオスの農民とはいえ、バッグにはもちろん携帯電話が入っていた。
遠い学校に通う子供も何人もいたが、この子の育ち方にはちょっと問題があるような気がする。
Laotian pacifier
*
ようやくThakhekにたどり着いたら、また例によってくたびれていたし、骨まで埃だらけの気分だったから、町の一番の高級ホテル(メコン川のビューと朝食と湯船付きで1泊3000円!)に泊まることにした。
(このリンクを是非クリックしてみてください!今始めてわかったが、ホテルのビジネスマン向けのイメージとホームページのラオ語のラップ(!)のミスマッチでかなり笑える!そしてもう一度聞くと実は結構いいよ、あの歌!)

夕方は決まりの「メコン川の上の夕日」の写真も撮った。太陽の形がちょっと変だなと思ったがそれもそのはず。後で知ったが、ちょうどそのときはなんと部分日食だったんだ!

Mekong sunset with partial eclipse

Monday, January 19, 2009

猿でごザル

土曜日は、久々に幡ヶ谷のチャイナハウス・龍口酒家へ行ってきた。そう、以前犬や熊の手を食べた、僕の気に入りのところだ。今回のテーマはなんと、猿だ!しかし、平気で犬を食った友達でも猿となると遠慮がちになってしまって、人を集めるのがちょっと難しかったが、とりあえず4人で「半ともぐい」(?)に挑戦した。
そのレストランにはメニューが一切なくて、完全にお任せスタイルだが、特別なものを食べたかったらそれを前もって予約しなきゃいけない。そんなわけで僕たちが猿を注文して行った。
最初にでたのは定番の鶏の料理や黄ニラ炒めだが、いきなり三つ目ぐらいのお皿として何のファンファーレも猿肉が登場したが...
Apa smakar inte _, men å andra sidan inte så märkvärdigt heller

... 見た目は意外とごく普通のチンジャオロースにそっくりで、味もそんな感じ。牛肉よりちょっとだけ硬めだが、特別な味もくせもなかった。「ほのかな風味」と一人が言ったが、僕にはぴんと来なかった。あまりにも普通すぎてちょっとがっかりした。でもほかの料理(豪華な上海蟹、すっぽんのスープ、鹿肉のピーナツころも揚げ、など)はいつものようにとてもおいしかったら、全体的に大満足。ただ、中にも猿肉が結局一番どうでもいい一皿はちょっと予想外だった。(まあ、犬を食べたときもそうだったかもしれない。)
食べ始める前に、猿のどんな部分を食べるのだろう、という話で盛り上がったが、今回は「腕」だそうだ。太ももやお尻のほうには肉がありそうだが、すでに使っちゃったって。また「3歳のオス」だそうで、メスのほうが柔らかいみたい。
例の「脳みそ」の出番はこのレストランにはないから、ご安心ください。

Thursday, January 01, 2009

丑年 / År av ko

牛猫のおボツ様

*

2009 är Kons (oxens, tjurens, whatever) år.
Bifogar därför även denna gamla bild
med hysteriskt rolig vits för polyglotta malmöiter.